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『人生はうまくできている』(安奈淳)1

2006-06-15 20:00:21 | 読書感想文
日本中にあのベルばらブームを引き起こした安奈淳の第二弾エッセイ。
あのベルばらブームは本当にすごいものだった。
たくさんの少女たちがオスカルの死に涙したものだ。
ただ一つ残念なのは私が生まれる前のできごとであることだ。

第一弾エッセイ『安奈淳、膠原病と闘う』はukonくんにいただいた。
第二弾エッセイ『人生はうまくできている』はmucchiさんからいただいた。
二人共、ありがとうございます。
お礼はお二人にそれぞれ一億円をプレゼントする夢で代用させていただきます。

というわけで今日はこの『人生はうまくできている』の感想文。

と、その前に。

安奈淳さんの病気は私と同じ全身性エリテマトーデス。
膠原病であり、自己免疫疾患だ。

ご存知の方もおられるだろうが、最近私は免疫学(入門)を勉強している。
そこで非常に興味深いことが書いてあった。

リウマチ性疾患→関節や筋肉が痛む病気の総称。
自己免疫疾患→自分の成分に対して過剰な免疫応答を起こすことによる疾患。
膠原病→自己免疫疾患とリウマチ性疾患を併せ持つ原因不明の慢性疾患。

ということは、全身性エリテマトーデスは自己免疫疾患であり、リウマチ性疾患であり、膠原病であり、美人病である。
(全身性エリテマトーデスは一般的に美人で色白な人がなるとされているので美人病と言われる。
本当に美人がなる病気なのか、病気になった理由を「美人だから」と言う負け惜しみの達人がなる病気なのかはご想像にお任せする)

それにしても「自己免疫疾患とリウマチ性疾患を併せ持つ原因不明の」という言葉にまた悲劇のヒロイン的要素を見出して気分が良い。
なんといっても「全身性エリテマトーデス」という病名がかっこいいよね。
実はこの病名、結構かっこよくて大変な病気というイメージがあるので気にいっている。
略し方も「SLE」なんてかっこいい。
本当に大変な病気ALS(別名ルー・ゲーリック病。ホーキング博士の病気)にも名前が似ていてさらに大変な難病の気にさせられる。

初めてSLEを宣告されたとき、膠原病さえ何か分からず医者のいうことを全く理解しなかったら「リウマチと同じ種類の病気」と説明を受けた。
それをそのまま大学の友人に言ったところ、大学のサークル内で(非常に人数の多いサークルだ)「uchoはリウマチで入院している」というデマがまわった。
「uchoちゃん若いのに年寄りがなるリウマチになったんやって~」と言われていたそうだ。

リウマチの知名度に比べ、SLEの知名度は低い。
そしてSLEが美人病であるという事実の知名度はさらに低い(ここはもっと広めたいところだ)。
と思ったが美人病であることを広め「じゃあuchoは例外なんだね」といわれたら傷つきやすいガラスのハートを持った私はへこむのでやっぱりこれは広まらなくていい事実かもしれない(どっちやねん!!!)。

でも安奈淳と同じ病気ってやはり嬉しい。
同年代の友人は知らないが、安奈淳のオスカルは本当にブームを作った。
直接の舞台は観たことはないけれど、宝塚ファンなら世代が違っていても名前は知っているほどだ。
まさに「カリスマ」オスカル。
そんな「カリスマ」と同じ病気だなんて、有名人と誕生日が一緒よりも運命を感じる。
(ちなみに私はユーミンと誕生日が一緒だ。だから?)

SLEで何か文学賞をとった人がいるよと友達が教えてくれた。(事実は確かめていないのだが)
暗い話のフィクションを書いて賞をとって徹子の部屋に出ていたらしい。

SLEの人、みんなすごいよ!!!
やはりSLEって良い病気の気がしてきた。
SLEになってよかった。
バンザーイ

あっ、本題に入っていないのにまたこんなに長くなっている……。

【続く】

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