内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

12v 電動アクチュエータ修理 その1 か 完成

2018年08月07日 23時00分07秒 | 重機&農機具修理
今日は7日です。
なんだかんたと作業しながら、夕方、墓掃除しました。
お師匠さまが板金屋さんへきたので、寄りました。

お客様のアクチュエータが廃番だそうで。
預けられました。

症状は、リミットスイッチ故障だそうです。
モーターは回ったと言ってました。



構造も分からないので、開けてからかんがえます。
ああ、オムロンの安物でリミットスイッチ作ったからスイッチの樹脂が摩耗した為、OFFしないようになったようです。
結論、設計が悪いから。
オムロンのSSー10が3000万回の耐久性があるとしても、それは接点の部分のお話です。




スイッチとしては生きてました。
流石!、オムロン。



スイッチを分離しました。



さて、スイッチを天地替えしたけど、ダメでした。orz
スイッチを左右入れ替えてみます。
オリジナル状態

頭のリード線の半田を溶かして、リード線を曲げる。
赤、黒のリード線を付け替えました。


この状態で試したら、ダメだった。

ダメ元でスイッチの天地替えしてみました。
無事にリミットスイッチが動作するようになりました。


開けた時の現状を撮影し忘れたので、この状態が正常な取付なのかも。
まぁ、動けば良いとします。

この部品はラジコン動力噴霧機のホース巻き取り機構の操作用らしい。
オーナーがあと何年農業できるかですが、新品スイッチに交換する前にお客さまが離農すると思われるので修理完了とします。

個人的感想
水稲用で使うラジコン動力噴霧機は、新品で60万から130万くらいします。
65歳過ぎてから壊れたから新しいの買わないとダメとなると離農するかとなります。
200円のスイッチ2個で合計400円の部品故障が離農のトリガーになるのは悲しいですね。

ぼっこれも400円の部品を修理するとまだまだ商品として流通できるってことでもあるね。
そう思うと、まだまだ日本には残存者利益が溢れてるってことだな。

そもそも、個人経営の農機具屋はメーカーから供給完了でも、アリババとかで探せば修理できる世の中でもあるんだよね。

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