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国土地理院のデータの使い方

2022-02-11 14:09:59 | 建築
本日は、山間部など起伏のある土地に建つ物件のパース依頼があった時の制作方法です。

かってはCGパースとグーグルアースの画像を使ってモンタージュしておりましたが、
この方法では、いろんな方向から見た複数枚依頼の時には、同じ作業を繰り返していました。
また、制作したCGパースとグーグルアースの画像のモンタージュ作業も、いろいろと調整が必要で制作時間を要します。

今は⇩の方法で山や周辺風景なども3D化して、様々な方角から見た静止画パース制作や動画制作をしています。
あくまでも、モデリング精度が最重要ですが!

*参考に用いた場所は、冬季オリンピックに因んで「札幌大倉山ジャンプ場周辺(約3.5K四方)」です。
 札幌は、2030年の冬季オリンピック開催に向けて準備しているようですね。

では最初に、目的地の3Dモデルを国土地理院のHPから取り込みです。



次に、国土地理院の基盤地図情報から地図データを取り込み、CADで使えるようにDXF形式にデータ変換をします。



その次に、スケッチアップ(3Dモデリングソフト)を使い保存しておいた国土地理院の3Dモデルと住宅地図データをインポートします。
その後スケッチアップの機能にあるジオロケーションも取り込みます。
国土地理院3Dモデルよりスケッチアップのジオロケーションの方が画像がやや鮮明ですが約2Km四方しか取り込めません。
そして住宅地図を3Dモデルに投影した画像が⇩これです。



カラー画像では分かり難いので、モノクロも⇩



これをベースに、メインの計画物件・外構・添景建物などの3Dモデリングをしていきます。




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