宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2009/08/17
(続き)
浮間舟渡から埼京線に乗り込み、自宅の近いMさんと2人で十条駅で途中下車をします。向かったのは斎藤酒場。時刻は22:20頃なので、23:00の閉店までさっくりお邪魔しようと思っていたところ、お店に向かうと暖簾が中に。



なんと、閉店でした。残念。それでは、と向かったのは踏切を渡って東十条の方向へ少し歩いたところにある田やです。こちらも何度か前を通ったものの、斎藤酒場の引力が強すぎて今まで素通りしちゃっていたのでした。



雰囲気のある縄のれんをくぐると、お客さんがひとりもいらっしゃらずこちらも閉店かと思いきや、カウンターの中のおかあさんがにこやかに「どうぞ~」と迎えてくださいます。思っていたよりこぢんまりとした、縦長のコの字カウンターの左側真ん中にお邪魔して、Mさんはうめサワー(400円)、ボクはホッピー(450円)をお願いします。



ホッピーは外を注いで出来上がりを出してくれるスタイル。お通しの、なすの甘味噌和えは茨城の名物だそうです。冷やして温かいご飯に乗せて食べるのが美味しいとのこと。カウンターのおかあさんは茨城が地元だそうで、週に1回は茨城へ車で帰省して地元の食材などを持ち帰ってきて、お店でも出しているそうです。



Mさんチョイスのコロッケ(400円)と、ボクはニラ玉(300円)を注文しました。ホッピーをゆるゆると呑んでいると、この近くの高校が母校のMさん、その高校の先生達がこちらのご常連さんとのことで、Mさんの恩師の話でおかあさんと盛り上がっています。なるほど、地元で呑むといのはこういうことなんだなあと感心しながら、そんな話に耳を傾けます。



なぜか、もっと何というかしっかりしたというか、固い感じの酒場かなと想像していたのですが、全然アットホームで和める雰囲気のこのお店。居心地が良くて、結局1時間近くもお邪魔しちゃいました。結局この日は他にお客さんがいらっしゃらず。繁盛している時間帯にも1度来てみたいなと思いながら、埼京線に乗り込んだのでした。
(おわり)

コメント ( 0 ) | Trackback ( )