宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/05/06
(続き)
清水の街に降り立つのは、98年頃に清水エスパルスの試合を観に日本平へ行ったとき以来でしょうか。駅がむちゃくちゃきれいになっていて、どこかの空港みたいでビックリしました。でも駅北口の商店街のあたりはあまり変わっていません。駅から見て左に伸びるアーケードには無数のエスパルスの旗がはためいていて、サッカーの街の雰囲気むんむんです。



でも今日の目的は当然サッカーではありません。念願の「金の字」で、もつカレー煮込をいただくため、2週間くらい前から口開けの17時に予約を入れておきました。開店までは30分以上時間があって、清水の街を徘徊します。



お店の前を3度ほど通過し、予約しているのに開店5分前からお店の前で待ちました。他のお客さんたちも集まってきます。



お店の前には可愛らしい狸の置物が。そういえば昔、清水の蕎麦屋さんのローカルCMが流れていたっけ。「わたしゃあなたのそばがいい」って置物の夫婦狸が喋るという、ベタなCM。懐かしいなあ。そういえばここに来る前に浅間通りの入り口で見た「ヨコチ鳥獣店」や「学生服のヤマダ」などのCMソング、未だにメロディが頭に刷り込まれてます。そんな懐かしさに浸っているうちにお店は開店。お店は二つのコの字型カウンターがあってすごいいい感じですが、予約をしてあるので奥の座敷に案内されます。5分ほど待って先輩夫妻が到着。清水に住むお二人ですが、意外なことに金の字は初めてとのこと。早速生ビールで乾杯です。



おっと、いける口の奥様が今日はビールを飲まないと。もしやと思い先輩をのぞき込むと、嬉しそうな笑みがみるみる顔を満たします。4ヶ月のおめでたとのこと。ホントおめでたい。久しぶりの再会の乾杯が、思わぬ祝杯になりました。嬉しいですね。おめでとうございます。

そして早速おかずを注文。もちろんまずは、もつカレー煮込(1本90円)です。まずは3本いただきます。



旨い。念願のカレー煮込みです。想像していたのより黒い感じのカレールーで、香ばしい香りがします。これはあとで追加せねば、ということで他にもいろいろ注文します。冷やしトマト(400円)なんかもいただきつつ、次にやってきた焼き物は あか焼き(1本90円)。



チレのような感じの食感。独特ですね。こちらは基本的に鶏のモツ焼きのようです。あんまり普段食べたことのない味をいただけます。続いては しろ焼き(1本90円)。



豚バラ肉のような感じの、ジューシーなお肉。いわゆる焼きトンのシロとは全く違います。続いてナンコツを注文するも、もう終わってナンコツ焼き(1皿400円)になっちゃうとのこと。そちらをいただきます。



しかし、開店してすぐにもう品切れメニューとは。これはもしかしてやばいかもと思い、追加のカレー煮込を注文するともう残り2本しかないとのこと。最後の2本をいただきます。



生も飲み干し、瓶ビール(大650円)をいただきます。赤星があるのが嬉しいですね。この辺で赤星を出すお店は少ないのでは。さらに野菜も、ということで野菜サラダ(450円)もいただきます。



これが結構ボリュームたっぷり。添えられたマヨネーズがちょっとウレシイです。さらに焼き物も注文。



とり串焼き(1本90円)。たれ味で、肉の旨味がぎゅっとしていて美味しい。



かしら焼き(1本150円)。金串に打たれた大ぶりな串焼きです。旨い。



つくね焼き。塩でいただきます。先輩は、つくねはたれというイメージとのことで驚かれますが、そういえばボクも最初そうでした。美味しいつくねは、塩だとますます美味しいのですよね。ここのつくねもそうでした。絶品でした。でも、ねぎまになっているところがめずらしいですね。



カウンターのお客さんも、なかなか開店がよいのですが常に満席状態。今度は是非、こちらのコの字型カウンターで雰囲気を味わいたいものです。



お店を出たのは18:30。ちょうど一時間半の滞在でした。外はすっかり真っ暗で、ちょっと空気がひんやりしてます。でも念願の金の字を訪れることができ、しかも先輩夫妻のおめでたいお話ですっかり幸せを分けてもらい、とっても温かい気持ちで次のお店に向かいました。
(つづく)


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