内田ブログ -ももくり3年書き始め-

中野新橋・内田工務店がお届けする楽しい日常顛末記

サントリーニ島2日目

2013-06-26 | ギリシャ旅行記

昨日のことは忘れて気を取り直して行こう。そう思っても、まだ気が重い。二人の会話も進まない。

とにかく、両替をしよう。この島ではキャッシュが必要だ。レセプションに聞くと町の銀行で両替ができるそうだ。僕が3万円、奥さんが3万円持っていたので、とりあえず僕の3万円をユーロに替えることにした。

町の銀行に行くとすんなりユーロに替えてくれた。レートは1ユーロ132円。ちょっと前なら100円だったのに、1.3倍か。偽札かどうか確かめるためか1万円札をコピーしていたのが、珍しかった。

これで二人とも少し安心した。でも大盤振る舞いはできない。ケチケチなサントリーニ島探索が始まった。

(今にして思うと僕らには大名旅行は似合わない。ケチケチが楽しい。)

島の裏側は、平坦な普通の島です。

まずはフィラの街をぶらぶら歩き廻る。それなりに見るものはあるが、一度見ればいいものばかりで、お土産屋とタベルナしかない。後はホテル、教会、断崖、海。

写真やブログで観る美しいイメージに憧れて来たが、期待ほどではなかった。観光リゾート地だから、街に住む人の温もりがないのだ。観光客のための施設ばかりで、美しいけれど映画のセットと同じだ。僕らにはちょっと面白くない。

暑いのでジェラートを、二人で一つ。2ユーロ。

断崖タベルナの入口。

ゴミ箱。結構いろいろなところにあります。

高かったお店。この日からこの店の前は通らない。

大型クルーズ客船。サントリーニに朝7時ごろ着いて、観光客はボートで上陸します。高齢者や家族連れが多く、オプション観光を楽しんで、夕方出港していきます。

疲れもあるから、早々にフィラは引き上げてホテルに帰ることにした。途中、お腹が減ったので、昼食を取ることにした。妻は、昨日のことがあるので、「私はお腹が空かない」と言って食べようとしない。断崖に張り出したタベルナは高そうなので、今度は、VISAカードのレッテルの貼ってある裏の穴倉スパゲティー屋にした。焼きそばとスパゲティーは、あまり、はずれないから。

気のいい兄ちゃん二人でやっている、感じの良い店です。。ビールもスパゲティーもリーズナブルでした。

ビールも二人で1本。それでも22ユーロぐらい。

とにかくこちらは量が多い。日本の大盛りだ。値段もいい。全般的に物価は高いと思う。スパゲティー8,8ユーロから15くらい。海の近くだというのに、海鮮が高い。多分ろくな魚が取れないか、もしくはこの島には漁師がいなくて、すべて本土からの輸入品なのかもしれない。

ふたり元気出てきた。ゆっくりしてから午後はイアという町に行ってみよう。

 



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