至上の印象派展と国展を見に六本木にある新国立美術館に行ってきました。
至上の印象派展は行列、入場まで40分かかりました。私はルノアールの有名な少女の肖像画を、妻はセザンヌの赤いチョッキの肖像画を見るのが目的でした。
若い頃と違って、今見る印象派やその頃の絵画は、私の目にはアカデミックに見えた。古き良き時代の芸術の都パリの画家たちを網羅したコレクションです。
同じ新国立美術館で毎年恒例の国展をみました。
国展では工芸が良いです。確かな職人技術と地道な創作意欲が伝わって来ます。
とても素敵な脇役、入れたものをより引き立たせるような面持ちのある作品です。
ありふれた古代のツボのようだけど、モダンです。
色相と透明感、それに造形、ガラスの魔法に魅了されます。
なぜ、人はツボを家屋に飾るのか、わかる気がする。
形も面白し、色つけが素敵な抽象画です。素敵です。
無骨だけど上品です。
色と歪みがとてもよいです。
惑星のようです。
栗の木の一枚板の机。木目が美しい。丁寧な仕事です。
友人の坂田峰子の作品。テキスタイルも充実してます。
工芸は、置いたり、飾れる場所があれば、コレクションしたいぐらい素敵です。