ウチ建ブログ

社員の日々の報告や建築情報をウチケンがお伝えするブログです。

賃貸市場-次に引っ越す際にほしい設備は…

2012年11月28日 | 日記

今、賃貸入居者が次に引っ越すときにほしいと思っている高仕様・設備は何でしょうか。
リクルートが発表した「2011年度・賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」によると、以下のような結果になりました。

【1位 太陽光発電などの省エネ機器 (38.9%)】
現在、太陽光発電システムは補助金制度や税制優遇制度を適用できる自治体もあり、賃貸住宅でも導入が進んでいます。
入居者の電気代を節約できる各宅接続タイプを導入すれば、大きな集客効果が期待できます。

【2位 宅配ボックス (34.1%)】
インターネットでものを買うのが当たり前の時代に、自宅にいる時間が少ない社会人に人気が高く、分譲マンションではほぼ100%搭載する「標準」設備です。

【3位 床暖房 (33.5%)】
エアコンより導入コストが高く、改修工事も大掛かりになるため導入は簡単ではありませんが、ほこりを舞い上げず、足元から暖かいと人気の設備です。


最近の賃貸市場では、憧れよりも現実的な家賃を重視して部屋探しを行う入居希望者が増えています。これも世の中の経済状況の変化からでしょうか…。
今回1位となった【太陽光発電】もエコという観点からではなく、日々の電気代を節約できるという考え方から選ばれているようです。