日伊相互文化普及協会 HPはこちら
外は小雨、上着をしっかりと着込んで背中を丸めて歩いてる人たち・・・・。
真夏とはけっしていえない気温。
夏は「あ~、めんどくさ」といってさっさと引っ込んだのでしょうか。
でも今日のテーマは「真夏を楽しむイタリア料理」。
困ります、夏さん。早くあがるならあがると連絡をくれないと。
「冷夏を耐えるイタリア料理」にテーマを変えましたよ。
イタリア中部も今年は9月に入らないのに寒くなったそうです。
気まぐれですね、今年の夏は。
ま、いきましょう。
真夏のトスカーナには、昔から好んで食べられている料理の一皿にパンツァネッラがあります。トマトとパンが主役です。
フェレンツェから車で40分ほどのモンテカティーニ市の郊外の丘の上でオリーブ農園を営んでオイルを精製しているリタのところに夏に行くと、必ずこのパンツァネッラを出してくれます。「暑いときの農作業のあとには最高なのよ」と。
(私は農作業をしてないんですが・・・、すみません・・)
今日は佐野シェフがパンツァネッラを作りました。
使ったトマトは有機農法生産物を扱っている「オフィスオッティモ」の高橋さんが北海道から持ってきてくれました。
佐野シェフの腕もいいのでしょうが、このトマトはお手柄ものでした。
兵庫県の淡路島から来た平野さんは島伝統の手延製法を守って素麺やうどんを作っていて、平野さんが作った素麺と芽かぶそうめんを持ってきてくれました。
佐野シェフにお願いして芽かぶそうめんを茹でてもらって食べました。手延べ素麺はみんなのお土産用。
日伊相互文化普及協会の10月イタリア研修「スローフード祭参加と文化研修」の時に催す「ジャパンフェスタ」では日本料理を紹介します。その時にこの芽かぶ素麺をイタリアの人たちに食べていただこうと思っています。
香川県から来てくれた川村さん夫妻は「ぽっちり堂」というお菓子屋さんを経営しています。
川村さん夫妻は子供たちに自然なものを食べさせたいと、自分たちの住む野山の素材を使っています。
夫妻の考え方はとても素朴です。
「島国の田舎の爺さんだよ、僕は」というのは愛媛県から来てくれた仙波先生。
島国といえば東京都がある本州だって島国じゃありませんか。そうなると私は「島国の千葉の婆さん」になりますね。
仙波先生は予防医学と環境改善医学のプロフェッショナルです。
仙波先生はおもしろいもの二つをみんなにくれました。
そのうちのひとつが「エコパラダイスパック」というビニール袋。
見たところ何のへんてつもありません。
実は私は前にこの袋を仙波先にもらっていました。
野菜の日持ちが長いというのでスーパーから紫蘇の葉を買ってきて、「はて、どのくらい持つのかしら?」と袋に入れて冷蔵庫に入れ続けました。
1ヶ月は鮮度に変化なし。そして1ヶ月半後に2枚の葉に変化が見られました。
スーパーの紫蘇は特に傷みやすいもの。驚きました。
仙波先生はみんなに科学的根拠を説明していました。
この袋は仙波先生のところで作って販売しているわけではありませんが、聞けば手に入れることができます。(株)養命へ。
(株)クインビーガーデンの小倉さんは自社自慢の蜂蜜をとっさりとみんなにお土産でくれました。小倉さんは6月のルッカ商工会議所招待の視察にも参加していて、養蜂場ではとても熱心に見学をしていて、みんなが帰国した後も延泊してイタリアの蜂蜜を勉強していました。
今回、北海道、山形県、愛媛県、静岡県、兵庫県、大阪府、茨城県、神奈川県、東京都、千葉県から来ていただいた皆さん、ありがとうございました。感謝です。
遠方の人たちはホテルをとったり、都内に住むイタリア研修時仲間の家に泊まったりしましたが、愛媛県から来たヨガインストラクターの加藤さんは翌朝どうしても用があるのでといって、なんと前日の夜行バスで来て、深夜の夜行バスで帰りました。
タフですねえ、ヨガのおかげかしら。
今回のメニューは下記をご参照ください。
MINESTRONE FREDDO
冷製ミネストローネ
ACCIUGHE AL LIMONE
ヒコイワシのレモン風味
CARCIOFINI SOTT’OLIO
カルチョッフィのオイル漬け
INSALATA CAVOLFIORE FRED
カリフラワーのサラータ
PANZANELLA
パンツァネッラ
INSALATA COZZI ALLA RICOTTA
リコッタチーズ風味のムール貝のサラータ
FRITTATA ERBE
香草のフリッタータ
ARROSTO DI PATATE CON Bombarda
ボンバルダを添えたジャガイモのオーブン焼き
CAPELLINI FREDDO CON SALDERA
シラウオを使ったカラブリアの発酵食品
SPAGHETTI TONETTO SOTTO SALE
西伊豆のカツオの塩辛でつくったスパゲティ
BOLLITO DELLE VERDURE
野菜のボリート
BRASATO DI PUNTINE IELLA MAIARE
岩手プラチナポークバラ肉の蒸し煮
POLLO SOOT’ACCETO ALLA PICANTE
鳥取大山地鶏むね肉のコンフィ
GELATINA DEL FURTTA SECCA E VINO ROSSO
ドライフルーツと赤ワインのゼリー ショウガ風味
COMPOSTA DEL PESCA ALLA MIELE E LIMONE
桃のコンポート ハチミツとレモン風味
CREMA CATALANA
カタロニア風プリン
レシピについては「オステリア・ベッラ・ヴィータ」の佐野シェフまで。
次回の秋季ネットワーク懇親会は10月のイタリア研修後になりますので11月に入ってからになりそうです。
なんとも次回も季節がずれて秋季とはいえなくなりそうで・・・。
日伊相互文化普及協会 Emi
外は小雨、上着をしっかりと着込んで背中を丸めて歩いてる人たち・・・・。
真夏とはけっしていえない気温。
夏は「あ~、めんどくさ」といってさっさと引っ込んだのでしょうか。
でも今日のテーマは「真夏を楽しむイタリア料理」。
困ります、夏さん。早くあがるならあがると連絡をくれないと。
「冷夏を耐えるイタリア料理」にテーマを変えましたよ。
イタリア中部も今年は9月に入らないのに寒くなったそうです。
気まぐれですね、今年の夏は。
ま、いきましょう。
真夏のトスカーナには、昔から好んで食べられている料理の一皿にパンツァネッラがあります。トマトとパンが主役です。
フェレンツェから車で40分ほどのモンテカティーニ市の郊外の丘の上でオリーブ農園を営んでオイルを精製しているリタのところに夏に行くと、必ずこのパンツァネッラを出してくれます。「暑いときの農作業のあとには最高なのよ」と。
(私は農作業をしてないんですが・・・、すみません・・)
今日は佐野シェフがパンツァネッラを作りました。
使ったトマトは有機農法生産物を扱っている「オフィスオッティモ」の高橋さんが北海道から持ってきてくれました。
佐野シェフの腕もいいのでしょうが、このトマトはお手柄ものでした。
兵庫県の淡路島から来た平野さんは島伝統の手延製法を守って素麺やうどんを作っていて、平野さんが作った素麺と芽かぶそうめんを持ってきてくれました。
佐野シェフにお願いして芽かぶそうめんを茹でてもらって食べました。手延べ素麺はみんなのお土産用。
日伊相互文化普及協会の10月イタリア研修「スローフード祭参加と文化研修」の時に催す「ジャパンフェスタ」では日本料理を紹介します。その時にこの芽かぶ素麺をイタリアの人たちに食べていただこうと思っています。
香川県から来てくれた川村さん夫妻は「ぽっちり堂」というお菓子屋さんを経営しています。
川村さん夫妻は子供たちに自然なものを食べさせたいと、自分たちの住む野山の素材を使っています。
夫妻の考え方はとても素朴です。
「島国の田舎の爺さんだよ、僕は」というのは愛媛県から来てくれた仙波先生。
島国といえば東京都がある本州だって島国じゃありませんか。そうなると私は「島国の千葉の婆さん」になりますね。
仙波先生は予防医学と環境改善医学のプロフェッショナルです。
仙波先生はおもしろいもの二つをみんなにくれました。
そのうちのひとつが「エコパラダイスパック」というビニール袋。
見たところ何のへんてつもありません。
実は私は前にこの袋を仙波先にもらっていました。
野菜の日持ちが長いというのでスーパーから紫蘇の葉を買ってきて、「はて、どのくらい持つのかしら?」と袋に入れて冷蔵庫に入れ続けました。
1ヶ月は鮮度に変化なし。そして1ヶ月半後に2枚の葉に変化が見られました。
スーパーの紫蘇は特に傷みやすいもの。驚きました。
仙波先生はみんなに科学的根拠を説明していました。
この袋は仙波先生のところで作って販売しているわけではありませんが、聞けば手に入れることができます。(株)養命へ。
(株)クインビーガーデンの小倉さんは自社自慢の蜂蜜をとっさりとみんなにお土産でくれました。小倉さんは6月のルッカ商工会議所招待の視察にも参加していて、養蜂場ではとても熱心に見学をしていて、みんなが帰国した後も延泊してイタリアの蜂蜜を勉強していました。
今回、北海道、山形県、愛媛県、静岡県、兵庫県、大阪府、茨城県、神奈川県、東京都、千葉県から来ていただいた皆さん、ありがとうございました。感謝です。
遠方の人たちはホテルをとったり、都内に住むイタリア研修時仲間の家に泊まったりしましたが、愛媛県から来たヨガインストラクターの加藤さんは翌朝どうしても用があるのでといって、なんと前日の夜行バスで来て、深夜の夜行バスで帰りました。
タフですねえ、ヨガのおかげかしら。
今回のメニューは下記をご参照ください。
MINESTRONE FREDDO
冷製ミネストローネ
ACCIUGHE AL LIMONE
ヒコイワシのレモン風味
CARCIOFINI SOTT’OLIO
カルチョッフィのオイル漬け
INSALATA CAVOLFIORE FRED
カリフラワーのサラータ
PANZANELLA
パンツァネッラ
INSALATA COZZI ALLA RICOTTA
リコッタチーズ風味のムール貝のサラータ
FRITTATA ERBE
香草のフリッタータ
ARROSTO DI PATATE CON Bombarda
ボンバルダを添えたジャガイモのオーブン焼き
CAPELLINI FREDDO CON SALDERA
シラウオを使ったカラブリアの発酵食品
SPAGHETTI TONETTO SOTTO SALE
西伊豆のカツオの塩辛でつくったスパゲティ
BOLLITO DELLE VERDURE
野菜のボリート
BRASATO DI PUNTINE IELLA MAIARE
岩手プラチナポークバラ肉の蒸し煮
POLLO SOOT’ACCETO ALLA PICANTE
鳥取大山地鶏むね肉のコンフィ
GELATINA DEL FURTTA SECCA E VINO ROSSO
ドライフルーツと赤ワインのゼリー ショウガ風味
COMPOSTA DEL PESCA ALLA MIELE E LIMONE
桃のコンポート ハチミツとレモン風味
CREMA CATALANA
カタロニア風プリン
レシピについては「オステリア・ベッラ・ヴィータ」の佐野シェフまで。
次回の秋季ネットワーク懇親会は10月のイタリア研修後になりますので11月に入ってからになりそうです。
なんとも次回も季節がずれて秋季とはいえなくなりそうで・・・。
日伊相互文化普及協会 Emi