日伊相互文化普及協会

日伊相互文化普及協会のブログです。

今年も精製したてのオリーブオイルをお届けします

2008-11-04 17:46:43 | Weblog
日伊相互文化普及協会 HPはこちら



オリーブオイルは長い歴史があって5000年ともいわれて、古代では儀式用や薬用で使われてました。
現在では調理用の他、上質のオイルは薬用としても肝臓強化や美肌の目的で飲まれています。
飲用にはスーパーや店頭でガラス瓶に入って置かれているようなものはいけません。
搾りたてを即、光を遮断する缶や壷に入れたオイルを飲んでください。



オリーブオイルの搾りたては目を見張るようなきれいな緑色をしていて、飲んでみるとオイルという感覚はなく、ジュースのようです。

オリーブの一番収穫、二番収穫と早い時期のオイルはピリッとした少しの辛味を含んでいます。
12月も終わりになる頃に収穫したオリーブのオイルは絡みは微量で丸みがあります。



オイルは一年ほどたつと色が少し褐色がかり、味は練れています。
1年経ったものが搾りたてよりも味が落ちるのかというとそんなことはけっしてありません。
人には味の好みもあります。
イタリアでは食材によって使い分けています。



オリーブオイルは最も酸化しないオイルといわれています。
オイルの鑑定士、アドリアーノによると一定の温度で光を遮断すれば20年や30年は変わらないのだといいます。
イタリアのオリーブオイルの生産者たちは第二次世界大戦中に爆弾からオイルを守るために大甕にオイルを入れて、地中深くに埋めたそうです。
今も埋まったままのオイルはあって、そんな大甕を掘り出してみると中のオイルは上質のままだといいます。



オルヴィエートではオリーブの収穫が始まりました。
12月の下旬まで続きます。
精製したてを今年も皆さんにお届けしたいと思います。

収穫したオリーブはその日のうちに精製し、精製したてを缶に入れます。
日本への発送はその日か翌日の午前中に日本に向けて空輸瓶で送られてきます。
ご希望の方はこちらをご覧くださった上、お申込みください。

最高級のオイルなので、飲んだり、サラダに使ったり、パンに付けたりがいいと思いますが、気にしないという人は加熱料理にもジャンジャン使ってください。
私ははじめ、チビチビと生で使っていましたが、加熱用にも使うようになりました。
いいものを知ると後戻りは難しいもんだなあ、としみじみ思います。
ルッカ国際料理学院のジャンルーカ先生も「ちょっと、もったいないけどね」と日本語でつぶやくのですが、次の瞬間にはためらいを見せないでジャバジャバ使ってます。

日伊相互文化普及協会           Emi