新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2022初夏〜4

2022-09-02 20:55:14 | 旅行
【SLばんえつ物語号は8/3の大雨による災害により現在運休となっています。本記事は6/11の乗車記録です】

1527定刻に会津若松駅を発車したSLばんえつ物語号は会津盆地を北上してゆきます。蒸気機関車牽引列車ならではの前後動や、時折聞こえる機関車の汽笛やドラフト音を聴きながら旅を楽しみます。

車窓右手には会津磐梯山の姿が。猪苗代湖畔あたりから見る磐梯山の姿とはまた違って見えますが、新潟方面から高速道路で会津盆地へ下ってくるとこの姿が見え、会津に来たと実感させてくれる姿です。

と、車窓左手は何やら怪しい雲が広がっており、晴れ間と黒雲の境界線がみえています。この頃会津西部に激しい雨が降っており、どうやら雨の境界線を見たようです。幸いなことに列車の走っている辺りはまだ影響もなく、窓を少し開けて風を入れることができました。
喜多方に1550着。ここで下車する人もいました。喜多方観光にはちょっと遅い時間のような気もしますが、会津地区に宿泊してSL列車をちょっとだけ楽しもうという人なのでしょう。

1分停車で喜多方を発車し、濁川橋梁を渡ると列車は慶徳峠への勾配を登ってゆきます。勾配を登る列車を全力で牽引する機関車からは黒煙が吐き出され、車窓を彩ります。ドラフト音も力強く響き、蒸気機関車牽引列車ならではの光景が展開されます。

トンネルに入るとレトロ調に改装されている客車の明かりがなんとも言えない光景を見せています。トンネルに入るときには窓を閉めるのが汽車旅のお約束。そうしないと煙やすすが入ってきて大変なことになります。

峠を越えると一ノ戸川橋梁を渡ります。車で何度も撮影に訪れていたこの橋梁。久しぶりに通ってみるとなんだか川幅が狭くなっているような気がします。一ノ戸川橋梁を通過すると次の停車駅の山都。山都では乗り降りもなく発車しました。山都から先野沢までも車で走ったことがあり、景色を懐かしく眺めます。

西会津町の中心駅の野沢には1627着。ここで列車は10分停車します。

停車時間で機関車の整備点検と給水を行うのですが、乗客にとっては格好の撮影タイム。機関車はホームを外れた位置に停車し、ホームから撮影用の通路へ降りると下から見上げる迫力ある姿を撮影できます。

運転席の横にはナンバープレートとともに所属区の新津運輸区を示す区名表と機関車の運用を示した板が入っていましたが、運用表には2022年限定の鉄道開業150周年のシンボルマークが入っていました。

先ほどの駅名標にはなんとも可愛らしい停車位置目標がありました。SL列車とオコジョが描かれ7両停止位置を示しているので、おそらくばんえつ物語号の車掌用の停止位置目標と思われます。

GV-E400系の会津若松行き普通列車と交換をして野沢駅を1537に発車します。
 


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