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うーブログ : うーすけによる、映画やゲームやモノのお話。 (旧「TA EIΣ `EAUTON」)

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ブラック・リバー

2006-02-07 | Cinema : 映画
The Black River
監督:ジェフ・ブレックナー 原作:ティーン・クーンツ
出演:ジェイ・モーア、アン・キューザック
2001年、アメリカ


最近あまり映画のことを書いていませんでしたが、
別に観ていなかったわけでなく、平均週4本は観させてもらっています。
今回紹介する『ブラック・リバー』は、そもそもドラマですし、
おそらく予算や何やらの関係で、所々チープな演出も見受けられる作品。
しかしながら、メッセージ性という点においては、
最近のハリウッド映画なんかよりずっと深遠な感じです。

映画を観ていると、何が面白いのか、監督は何が言いたいのか、
そういったことが分からない時がたまにあると思います。
特にアメリカ映画は「B級」監督ほど変なことを考えている傾向があり、
どうでもいい要素に重大な意味やメッセージが込められている場合があります。

このドラマ映画の場合、街の名前が何故「ブラック・リバー」なのか。
これについては、世界中の「黒い川」という地名を調べてみて下さい。
また、重要な人物名として登場した「ペリクレス」も知っておくべきでしょう。
ペリクレスはアテネ黄金時代に民主政の徹底化を図ったことで有名ですが、
この作品の中では、「民主政」というものが一市民にとってどのようなものか、
そういったメッセージを込めるためのキーワードにしています。

「人を選ぶ」というのは、あらゆる文化的作品の性(さが)だと思いますが、
このドラマのように何か一つ知識があるだけで面白くなるものも、少なくありません。


ブラック・リバー

エスピーオー

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スターウォーズ エピソード3 シスの復讐

2005-11-24 | Cinema : 映画
STAR WARS - III : Revenge of the Sith
監督・脚本:ジョージ・ルーカス 音楽:ジョン・ウィリアムス
出演:ヘイデン・クリステンセン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、イアン・マクダーミド
2005年、アメリカ


昨日発売されました。
多くを語る必要はありません。

映画館で観ると黒い部分が明るく見えていたので、
早くDVD化されたのは嬉しいことです。
映画館へは4回足を運びましたが、
また新鮮な気持ちで鑑賞することが出来ました。

今回も、ボーナスディスクには様々な特典が……。
サントラの特典同様、ファンは見逃せない内容。
ヘイデン自ら語るアナキンの物語などが素晴らしいです。
削除されたシーン集も、カッコイイものからちょっと笑えるものまで。


スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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ペット・セメタリー

2005-11-08 | Cinema : 映画
Pet Sematary
監督:メアリー・ランバート 原作・脚本:スティーブン・キング
出演:デイル・ミッドギフ、デニース・クロスビー
1989年、アメリカ


先日発売した『ワンダと巨像』と関連して、
この作品を思い出している映画ファンは多いのでは……?
話題が古くなり過ぎないうちに書いておきます。

この映画のキーは、ペット墓地の奥に存在する不思議な土地。
そこは、死者を蘇らせる力があると伝えられる禁忌の地。
単なるホラーで終わらない、教訓性を含んだストーリーが魅力的です。

ところで、原題の「sematary」は「cemetery(共同墓地)」のこと。
中学生でも知っている単語なので、すぐさま違和感を感じた方もいるはず。
この件については、映画を注意深く観ることが必要。

余談ですが、この映画を観た頃、アキレス腱を切るという体験をしたので、
あるシーンで体の力が抜けてしまったという記憶が強く残っています。


ペット・セメタリー

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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FFVII アドベント・チルドレン

2005-09-12 | Cinema : 映画
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
監督:野村哲也 脚本:野島一成
出演:櫻井孝宏、坂本真綾
2005年、日本


FFXに対するFFX-2、FFVIIに対するFFVIIAC。
あの頃、FFVIIという作品の圧倒的な支持を得た側面は、
あなた方が作りたかったモノとは異なるものだったのではないか……。
思い出の中のFFVII世界は薄くなり、より強まるのはリメイク願望……。

そういった想いが交錯しつつも80分ほど耐えると、
このシーンのために構成されたシナリオなのだと思えるラストに出会える。
とにもかくにも感動出来ること請け合いですね。

戦闘シーンばかり続く内容に関しては、Directorの名前を観て納得。
また、少なくとも、日本の映画は日本のゲームを超えることは出来ないと確信。
この作品で形にしたキャラたちを、ちゃんと純リメイクで活用して欲しいです。


ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (通常版)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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息子

2005-05-17 | Cinema : 映画
The Son
監督:山田洋次 原作:椎名誠 音楽:松村禎三
出演:三國連太郎、永瀬正敏、和久井映見、田中邦衛
1991年、日本


いわゆる「邦画」のことを書くことは稀です。
ドラマとしては秀逸なものが多いと思うのですが、
同時に、大画面で見せる意味のないものが多いとも感じてしまうのです。
今回は、大好きな邦画のDVDが出るという噂を聞いたので取り上げてみます。

この映画については、ラストシーンがたまらなく好きで、
そのシーンを何度観てもボロ泣きしてしまいます。
田舎(岩手)に住む父親と、都会でフリーターをする息子、
この二人の葛藤や心の交流を描いた作品です。
とにかく感動出来るので、昔からやたら人に勧めています。
田中邦衛好きの方も一応チェックしておいて下さい。笑えますw

原作の「倉庫作業員」を原作と読み比べてみても面白いです。
確か、『ハマボウフウの花や風』という本に入っていたはず。
山田洋次が原作に加味したものは何か……、すなわち、
彼が映画に必要だと思っている要素が見えてくるかも知れません。


息子 (松竹)

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ハート・オブ・ウーマン

2005-05-12 | Cinema : 映画
What Woman Want
監督:ナンシー・マイヤーズ 音楽:アラン・シルベストリ
出演:メル・ギブソン、ヘレン・ハント、マリサ・トメイ
2000年、アメリカ


私が最も頻繁に映画を観まくっていた時代、
メル・ギブソンは『リーサル・ウェポン』シリーズで活躍中でした。
先日テレビで『ハート・オブ・ウーマン』を偶然再び観ましたが、
最初に出てきた感想はやはり「彼は歳をとったなぁ」です。

この作品は、「女性の考えていることが聞こえる能力」を手に入れた男の物語。
一体どんな考えが聞こえてくるのか、男性ならワクワクするはず。
欧米人と日本人では全然違うのかも知れませんが、
女性の感想も聞いてみたい気がします。


ハート・オブ・ウーマン (ポニーキャニオン)

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ブレックファスト・クラブ

2005-05-09 | Cinema : 映画
The Breakfast Club
監督・脚本:ジョン・ヒューズ
出演:エミリオ・エステヴェス、モリー・リングウォルド、アリー・シーディ、ジャド・ネルソン、アンソニー・マイケル・ホール
1986年、アメリカ


ほとんど一つの場所で物語が完結する映画があります。
有名なものでは『12人の怒れる男』などが思い浮かびますが、
この『ブレックファスト・クラブ』もそんな作品の一つです。
罰として休日に図書室で作文を書くことを命じられたのは、
今まで会ったことのない、タイプの違う5人の高校生……。
そして、作文のテーマは「自分とは何か」。
そんな感じの話で、彼らの「成長」が巧みに描かれています。

以前、80年代のアメリカ映画が好きだと書いたはずです。
ある種のアホっぽさが日本とはかけ離れていますし、
特に80年代は服装のダサさなども楽しめる要素になります。
総合的に、何だか凄く「映画」って感じがするんですよね。
この映画でも、「現実を描こうとしながらも非現実的」
そんな空間をたっぷり味わうことが出来ました。

ちなみに、この作品の監督を務めたジョン・ヒューズは、
あの『ホーム・アローン』や『34丁目の奇跡』の監督です。
流れ勝負で、あまりオチの強い監督ではありませんw


ブレックファスト・クラブ (パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン)

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イザベル・アジャーニの惑い

2005-05-04 | Cinema : 映画
Adolphe de Benjamin Constant
監督:ブノワ・ジャコー 原作:ベンジャミン・コンスタン 脚本:ブノワ・ジャコー、ファブリス・ロジェ=ラカン
出演:イザベル・アジャーニ、スタニスラス・メラール
2004年、フランス


青年アドルフと伯爵夫人エレノールの悲恋の物語。
表現の一部に、キューブリックの『バリー・リンドン』に近いものを感じました。
勿論、映像面では『バリー・リンドン』のレベルに達していませんが、
淡々(坦々ではなく)とした展開とフランス語の響き、さらにBGMなどが醸し出す雰囲気が、
鑑賞者を「贅沢な時間を過ごしている」気分にさせてくれると思います。
結局のところ、「19世紀フランス」感が良く出ているのです。

原作である小説『アドルフ』のは残念ながら読んだことがありません。
主演のイザベル・アジャーニがこの小説の映画化を企画したそうです。
そのためか、邦題が『イザベル・アジャーニの惑い』となっていますが、
原題は「ベンジャミン・コンスタンのアドルフ」です。
ラスト数分は、なかなか心に響くものがありました。

ところで、私が好きな女優はフランス人が多いです。
無論「○○歳くらいの時の」という限定条件が付きますが、
ソフィー・マルソー、エマニュエル・ベアール、ロマーヌ・ボーランジェなど。
この作品を観て、イザベル・アジャーニもなかなかいいと思いました。
眼がキレイ。あと、少しモニカ・ベルッチに似ている気もします。
ちなみにハリウッド系ですと、レイチェル・ワイズやブリジッド・フォンダ、
ナスターシャ・キンスキーやリーリー・ソビエスキーなんかが好きです。


イザベル・アジャーニの惑い (バップ)

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ヴィレッジ

2005-04-26 | Cinema : 映画
The Village
監督・脚本:M・ナイト・シャマラン 撮影:ロジャー・ディーキンス 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ、シガニー・ウィーバー
2004年、アメリカ


シャマラン監督が送り出したサスペンスであり、ミステリーであり、
結局のところはロマンスであるらしいという映画。

彼は常に、観客をドキドキさせながら感動へ導くことを狙っているようです。
そのことが随分浸透していまったということもあって、
シナリオに関しては、「読めた人」、「読めなかった人」、
あるいは「素直に騙されたと思えた人」、「納得出来なかった人」によって
印象が随分変わってくると思います。

うーすけ的には、映像が大変気に入りました。
カギとなる「色」を設けたことで、全体が引き締まっているという印象。
さらには、色合いだけで巧みに「19世紀末」を表現していたようにも思われますw

役者はそんなに目立ちませんが、実力派で重要どころがガッチリ固められています。
主演男優のホアキン・フェニックスは、『グラディエーター』とは120度違う雰囲気。
エイドリアン・ブロディは無論、『戦場のピアニスト』のあの人です。
ところで、彼の役名が「ノア」であることには何か深い意味があるのでしょうか?


ヴィレッジ (ポニーキャニオン)

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2005-04-17 | Cinema : 映画
Die Brücke
監督:ベルンハルト・ヴィッキ 脚本:ミハエル・マンスフェルト、カール・ウィルヘルム・フィフィア
出演:フォルカー・ボーネット、フリッツ・ヴェッパー、ミヒャエル・ヒンツ
1959年、西ドイツ


橋に纏わる映画と言われると、どのような作品を思い浮かべますか?
例えば、『マディソン郡の橋』や『戦場にかける橋』などでしょうか。
私の場合、第二次大戦時の実話に取材した『橋』という映画も忘れられません。

主人公は、戦場での活躍に憧れるドイツ人少年たちで、
彼らが徐々に「戦争の現実」を知っていく様子が描かれています。
この少年たちは恐らく「ヒトラー・ユーゲント」なのでしょうが、
映画が作られた時代のせいか、ナチスっぽさが露骨に描かれていません。
そのおかげか、少年たちの物語に集中して観ることが出来ましたし、
ある種のリアリティを感じることも出来ました。

単純ではありますが、あるキーワードを用いた演出が印象的でした。
英語とドイツ語でほぼ同じ発音、同じ意味で使われる単語です。
重要なシーンでその単語が巧く使われ、少年の心の動きが表現されています。
全体的に「オチは読めるが、次の展開は読めない」といった感じで、
飽きずに最後まで観ることが出来る映画だったと思います。


 (アイ・ヴィー・シー)

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エクソシスト~ビギニング

2005-04-16 | Cinema : 映画
EXORCIST : THE BEGINNING
監督:レニー・ハーリン 原作:ウィリアム・ピーター・ブラッディ
出演:ステラン・スカルスガルド、ジェイムズ・ダーシー、イザベラ・スコルプコ、レミー・スウィーニー
2004年、アメリカ


心が健全な状態にある人は「恐怖」や「戦争」を求めず、
現状に著しい不満がある人や、先行きに不安を覚えている人が、
ホラー映画などの「恐怖」を好む傾向にあると言われています。
そういった映画に描かれる世界よりは、自分の生活の方がよほどマシだからでしょう。
しかしながら、この映画はなるべく「ホラー」という前提で観ない方が吉。
核となるのは「キリストと反キリストの戦い」であることは間違いありません。
そういった意味で、「恐怖」でなく「thrill(辞書参照)」は感じることが出来るはず。

かの有名な『エクソシスト』に登場したランカスター・メリン神父が主人公で、
彼の「信仰の回復」や「悪魔との戦いの端緒」を知ることが出来るのがこの作品。
第一作目を観た方なら、悪魔が発する「同じ台詞」に「おっ」と思うかも知れません。
順番は問わないので、第一作目は観た方が深みが出るでしょう。

うーすけ的には、オープニングのスペクタクル感が好きです。
結局のところ、古代から中世の地中海世界、西洋が好きなんですね。
余談ですが、「悪魔払いをする」は「exorcise(エクソサイズ)」です。
何だか「エクササイズ」っぽくて、チャンスがあれば使ってみたい単語……。


エクソシスト ビギニング (日活)

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許されざる者

2005-04-06 | Cinema : 映画
Unforgiven
監督:クリント・イーストウッド 脚本:デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ 音楽:レニー・ニーハウス
出演:クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス
1992年、アメリカ


クリント・イーストウッドが来日しているようですね。
そこで思い出したのが、中学時代に祖父と映画館に観に行ったこの作品。
イーストウッドが監督・主演し、「最後の西部劇」と銘打っています。

助演男優賞を受賞したジーン・ハックマンの存在感もなかなか。
名優モーガン・フリーマンも贅沢にキャスティングされています。
彼らが、ヒーローものでもアンチヒーローものでもないこの映画の
リアリティをグッと高めていると思います。

うーすけ的にはストーリーも好きです。
劇的な展開があるわけではありませんが、
2時間飽きずに鑑賞することが出来ました。


許されざる者 特別版 スペシャル・エディション

ワーナー・ホーム・ビデオ

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宇宙空母ギャラクティカ

2005-04-05 | Cinema : 映画
Battlestar : Galactica
監督:リチャード・A・コッラ 音楽:スチュ・フィリップス
出演:リチャード・ハッチ、ダーク・ベネディット、ローン・グリーン
1978年、アメリカ


タイトルを何故か『銀河宇宙ギャラクティカ』と覚えていたせいで、
なかなか(軽く10年以上)再会出来なかった作品です。
「ギャラクティカ」から「銀河」が出てきた気もします。
この映画も、以前紹介した『Uボート』と同様にTVドラマ由来のようです。

今となっては決して万人に薦めるられるような作品ではありません。
SF映画マニアを語るなら、この映画と『砂の惑星デューン』くらいは押さえて置きたいもの。
ちなみにうーすけは残念ながらSF映画マニアではありません。


宇宙空母ギャラクティカ (ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

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マトリックス

2005-04-03 | Cinema : 映画
MATRIX
監督・脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー 音楽:ドン・デイヴィス
出演:キアヌ・リーヴス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー・アン・モス、ヒューゴ・ウィーヴィング
1999年、アメリカ


昨晩、『マトリックス』が放映されているのをチラリと見ました。
日本語吹き替えだったせいか、どこか新鮮でした。

この作品は、「現象」として過ぎ去っては忘れ去られていく、
近年のヒット映画の典型であったと言えなくもありません。
しかしながら、『Revolution』という「思考の結末」に対する評価が
殊の外低かったということは、非情に興味深い現象です。

最近、「ヒットの構図」が出来上がってしまっている気がします。
すなわち、「口コミ」と「アジテーション(煽動?)」だと思うのですが、
前者も後者に含めてしまって「マスメディアによる画一化の圧力」でも良いでしょう。
また、かつて「映画がスターを生む」時代がありましたが、
日本でのヒット製造法は明らかに「スターがヒット映画を生む」です。

このような構図が出来上がった原因には、観客と映画の関係の変化もあるはずです
観客が、想像力や思考力を働かせることに力を入れるのをやめ、
何から何まで「ただ受け止める」というスタンスで映画を楽しむようになったということ。
ある意味、発展途上国の少年たちのような純粋な「映画鑑賞法」なのかも知れません。
決定的に違うのは、「ファッション感覚」という要素が大きいこと。
ここまでの話を服装に譬えれば、「私服よりも制服の方が悩まなくて楽だ」という感じです。

ここで『マトリックス』に話題を戻しますが、
観客が観ていたのは「アクション」と「斬新な(?)映像」だけで、
難解で奥深いとされた内容については「観ているふりをしていただけ」だった可能性もありますね。
これが、『Revolution』に対する異様なテンションの低さとなって表れたようです。
ウォシャウスキー兄弟としては、これは計算の内だったのでしょうか?

今週は重要な面接を控えていて少々テンパっていることもあり、
文章の推敲もままならず、おかしなことを書いてしまったような気がします。
まぁ、ひとまず「繋ぎ」ということでお許しをw


マトリックス 特別版 (ワーナー・ホーム・ビデオ)

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アイズ・ワイド・シャット

2005-04-01 | Cinema : 映画
EYES WIDE SHUT
製作・監督・脚本:スタンリー・キューブリック 原作:アーサー・シュニッツラー
出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、シドニー・ポラック、リリー・ソビエスキー
1999年、アメリカ


1999年3月7日……、スタンリー・キューブリックが亡くなった日です。
彼の最後の仕事は、この映画の日本向けCFの製作であったとも伝えられています。
当時の日本の新聞も、一面で比較的大きく取り上げていたと思います。
現在手元にはありませんが、言うまでもなくしっかり切り抜きました。

この作品はこのように彼の遺作になったわけですが、
ファンとしては、「もう1本くらい撮って欲しかった」と事あるごとに思います。
ちなみに、何度観ても「キューブリックが撮るべきだった」、
あるいは「脚本をキューブリックから託されたことを公開するべきではなかった」と、
このように思うのが『A.I.』なのですが、これについてはまた別の機会に……。

過去のキューブリック作品を観てきた人なら、面白さや素晴らしさを発見出来ること請け合い。
私としてはいつものことながら、カメラワークと選曲は特に素晴らしく感じました。
原作は、1926年の小説『Traumnovelle(Dream-Novel)』ですが、
映画の舞台は現代のニューヨークに改められています。
ちなみに、離婚に至ったトム・クルーズとニコール・キッドマンに関して、
インタビューに二人の「知性の差」が表れていて笑えるのでオススメです。

タイトルの『EYES WIDE SHUT』は少し訳が取りにくいかも知れませんが、
先頭に「with」などを付けてみると「目を広く閉じて」となりますから、
「広く(大きく)閉じられた目」と訳して間違いないでしょう。
意味の方は、内容と照らしてちょっと考えてみると分かるはずです。
キーワードとして、「夢と覚醒」、「リビドーとセックス」を挙げておきましょう。

しかしながら、この美しい「4×3」文字のタイトルは曰くありげです。
もしかしたら、これにもアナグラムなどによる秘密のメッセージが隠されているのかも……。


アイズ ワイド シャット (ワーナー・ホーム・ビデオ)

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