日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

町田生活と健康を守る会の総会で記念講演という大役を担わせていただきました

2017-11-30 | 活動のこと

 町田生活と健康を守る会の総会で記念講演という大役を担わせていただきました。

 私も会員の一人ですが、文字どおり生活と健康を守るための運動をされている会員のみなさんへの感謝とともに、3つの運動をともに取り組もうと提案しました。

 一つは、シルバーパスの改善
 二つは、命と健康を守ることができる国民健康保険制度に
 三つは、都営住宅の増設と居住環境の改善

 どの問題も切実な課題であり、守る会のみなさんがこれまでも取り組まれて来たことですが、町田であたらしい運動を展開していこうと話をさせていただきました。

 その後の質疑応答は、一人ひとりの暮らしの実感、様々な提案をいただきました。

 一緒に共同して取り組んでいきたいと思います。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第25号)

2017-11-29 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第25号ができました。

 今週のニュースは、

 ●国民健康保険制度について──平均で1.3倍の値上げ?
 ●都立高校夜間定時制の廃止やめよ
 ●町田市議会議員選挙に5人の予定候補を擁立することを発表しました 

 について記事を書いています。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


夜間定時制高校の今日的役割──都立江北高校定時制「廃校計画」の決定の凍結・見直しを求める請願

2017-11-28 | 東京都政・都議会のこと

 「人は目標を決めて、昨日よりも今日、今日よりも明日という風に一生懸命努力して、自分の人生を切り開いてゆくべきだと考えています。そのための手伝いをするのが教師の仕事だとも思っています。その考えは、教師になった当時も今も変わりません。でも、夜間定時制高校の教師をしてみて気がついたことがあります。様々な事情で、どうにもこうにも、がんばろうという気持ちになれない若者がいるという現実です。その子たちにやる気を起こさせるためには、まず彼らの抱える問題を取り除いてあげなければ、前に進めないんです」(『若者たち 夜間定時制高校から視えるニッポン』247㌻、瀬川正仁、basilico)

 この言葉に夜間定時制高校の今日的役割があると思います。それは、なにかきれいなエピソードとともにあるわけではありません。きれいな一本道でもありません。紆余曲折があり、時には後退しながらのジグザグの道です。

 しかし、彼らの抱える問題と向き合い、伴走することができる夜間定時制高校を一つなくすことは、これまで夜間定時制高校で受け止めていた子どもたちを受け止める場所がなくなるということは紛れもない事実です。

 文教委員会で、都立江北高校定時制「廃校計画」の決定の凍結・見直しを求めることに関する請願について質疑を行いました。

 最初の文章は質問の最後に私が述べた言葉です。

 東京都教育委員会が、小山台高校、雪谷高校、江北高校、立川高校の夜間定時制を閉課程しようとしています。

 現在、雪谷高校は18年度の募集を停止、江北高校は19年度の募集停止予定とされています。

 委員会には、定席数20人を超える傍聴者の方が駆けつけてくれました。

■廃校決定過程がブラックボックス──文書は「不存在」

 共産党都議団としても、夜間定時制高校の閉課程の方針がどう決まったのか、廃止方針の決定に関わってどんな記録が残っているのかについて、情報公開請求を行いましたが「請求に係る公文書は存在しない」というのが回答でした。

 「不存在」で、だれもその過程について知ることができないことはきわめて問題です。情報公開が一丁目一番地ではなかったのでしょうか。

■都教委が真剣にPRしないことが、応募減の元凶

 「チャレンジスクールの新設やチャレンジスクール及び昼夜間定時制高校の夜間部の規模拡大を行うとともに、その整備の進捗や夜間定時制課程の応募倍率の推移などの状況を考慮しながら、一部の夜間定時制課程を閉課程」──この答弁を何度も繰り返しました。

 しかし、募集に対する都教委の色分けとPR不足が、定時制高校の応募人数に反映していることは明らかです。

 私の「夜間定時制高校が、現在はたしている役割は何か」という質問に、都教委は昼間に学校に通うころができない勤労青少年の学びの場とともに、多様な子どもたちの学ぶ場として、またセーフティネットの機能があることを答弁しました。

 パネルも使って紹介しましたが、「平成30年度東京都立高等学校『定時制課程、通信制課程入学案内』」では、

 あなたが行きたい学校はどのタイプ?
 ★日中働きながら高校に通いたいな→定時制ならできます
 ★ライフスタイルに合わせて学習したい、全日制高校と同じ3年間で卒業できないかな→多部生の昼夜間定時制高校がオススメです
 ★中学校で不登校を経験しました、長期欠席が原因で高校を退学しました→チャレンジスクールなら大丈夫
 ★自宅学習を中心に高校を卒業したいな、普段は別の活動をしたいから登校日数は少なくできないかな→通信制高校があります

 という記述になっています。

 これを読めば、不登校や中途退学した学生は「チャレンジスクールかな」と思ってしまいます。

 「あくまでも一例を示した」という趣旨の答弁でしたが、自ら色分けをしている何よりの論証です。

 また、募集停止予定とされた雪谷高校定時制は、市民手作りのチラシを作り、広く配布をするなどPRを行うことで応募者が15年度4人、16年度7人、17年度10人と増加しました。しかし都教委は「需要が高まったとは考えていない」というあまりにも冷たい答弁を行いました。

 手作りチラシには。「雪谷定時制で高校資格をとろう☆ 役立つ知識と仲間は力になる!──だれもが学べる場です。中卒の方は、何歳でも応募できます」とかかれています。

 夜間定時制高校が、だれにでも開かれた場所であることが一目でわかるメッセージです。進路について悩んでいた中学生がこのチラシを見て進学を決めたという話も伺いました。

■定時制高校を残すことで大きな問題が生じることはない

 今回の請願は、決して何か特別なことを求めているものではないと思います。自分たちが関わってきた学校を残してほしいという、誰しもが抱く気持ちです。それは、4年間夜間定時制高校ですばらしい時間を過ごし、特別な場所だと感じているからです。夜間定時制高校は、学力を伸ばすのかが至上命題とされている中では蚊帳の外かもしれません。しかし、そこには江北高校夜間定時制を残すことにより大きな問題が起こるわけではありません。

 不登校、ひきこもり、いじめ、高校中退などいろいろな事情を抱えた子どもたちを受け止めてもらうことができる場所がなくなるのです。

 請願については、共産党以外の質問者はなく、共産党以外の反対多数で不採択とされました。

 しかし、定時制の火はきえていません。むしろ役割が大きくなっている中、私も定時制高校を守り、さらにその役割を多くの人たちに届けていくために奮闘していきます。

 (写真は長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


全員に小学校と同じ中学校給食実現を──2018年町田市議選

2017-11-27 | 町田市政・市議会のこと

 「新しい町田」の号外。

 表は、全員に小学校と同じ中学校給食実現を。

 裏は、共産党町田市議団の実績。

 貼り付けた画像は田中美穂市議予定候補ですが、コチラのPDFからは5人分全て見ることができます。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。


払うことができる国民健康保険に──東京都の役割は大きい

2017-11-26 | 東京都政・都議会のこと

 東京都国民健康保険運営協議会が開催され、来年度から開始される国保の「都道府県化」によって、一人あたりの保険料(税)がどうなるのか示されました。

 詳細は、赤旗記事をご覧いただきたいと思いますが、都は「法定外繰り入れ」について解消すべき赤字だと位置づけています。すなわち、国保料が大幅に上がる可能性があります。

 最終的には、各区市町村が判断することになりますが、東京都が国民健康保険運営協議会に示した税率をもとに共産党都議団として試算しました。

 町田市の例を紹介します。

 例えば、40代の夫婦と子どもの2人の世帯、年収400万円の場合です。

 これまでの国保税は、36万5584円でしたが、51万1988円に増加。14万6404円、1・4倍の値上げです。

 もう一例、65歳単身、年金収入200万円の方の場合です。

 これまでの国保税は、6万8971円でしたが、8万6971円に増加。1万8000円、1・26倍の値上げとなります。

 法定外繰り入れをなくすことは、許されません。

 国民健康保険法の第一条には「この律は、健康保険事業の健全な運営を確保し、もつて社会保障及び民保健の向上寄与することをとする」と明記されています。

 そして、東京都は保険者として、制度に責任を負うとともに被保険者(国保に加入している人たち)に対しても責任を負う立場です。

 東京都が独自の役割を発揮して、負担軽減のための措置を講ずることが不可欠です。

 なお、町田市ではこの12月市議会に国民健康保険条例の一部改正され「実質値上げ」となる世帯が出ます。

 社会保障財源をしっかりと確保し、人間らしい暮らしを営むことができるようみなさんと力を合わせてがんばります。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(都道府県)へ

にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。