世界の子育て事情について、聞く機会がありました。
日本の中だけでは見えてこない視点が盛りだくさんで、とても刺激になりました。
その国のすべてというわけではなく、お話ししてくださった方の体験談なので、これをもってすべてに当てはめるということではありません。備忘録として記しておきます。
- 小学校6年生で行われる全国統一テストで、その後の進路が決まる。学校のいじめであっても警察が介入する。家族を大切にし、困っている人をみれば、声をかけてくれる。(シンガポール)
- 共働き家庭が多く、保育園に入れないケースも。美術に力を入れていて、色彩感覚がとても素晴らしい。美術館でアトリエを開き、子どもたちがそこに通って学ぶことができる。(フランス)
- とにかく自分の子どもを褒める。「自慢大会」と言っても過言ではない。日本の「謙遜文化」は世界の中では少数なのではないか。多民族国家なので、違いを前提にした教育現場になっている。(アメリカ)
- 度を超えた教育に対しての熱の入れ方。政治に対して、国民が目を大きくしてみている。日本は、基本的にYesで、政治的に不健康な状態だと感じる。(韓国)
- 子どもの育ちをゆっくり、いろんな方向に育つことを前提にしている。どうやったら子どもが認識しやすいかという教育プログラムがある。学校現場も「教師だから」「学校だから」ということではなく、人間を育てていくという場所になっている。(デンマーク)
あくまでも全体像ではなく、部分的なものですが他を知ることで自分たちの立ち位置を見ることができると感じました。
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