透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「37番の方」

2018-11-07 | A あれこれ

■ 旧中山道が外国人観光客の人気を集めているという。妻籠宿と馬籠宿の間を歩いて旅する外国人観光客が今年10月は4784人に上ったと昨日(6日)の新聞に出ていた。この数字にはびっくり。

今日、所用で木曽方面に出かけ、道の駅の食堂で食事をしていると大きなリュックサックを持った外国人8人程のグループが入店してきた。


垂直部分は垂直に写すように心がけている。

この食堂は券売機で食券を買うようになっていて、お客さんはテーブルで待ち、食券の番号が呼ばれるとカウンターに行き、出された料理を自分で運ぶという、よくあるシステムになっている。

だが、厨房のおばちゃんが「37番の方」と呼んでも外国人観光客には分からない。「サーティセブン」とコールすればよいが、英語が苦手ということなら、病院や銀行の待合ホールで見かけるような番号を電光表示するシステムにすればよいと思う。コストがかかるから無理ということなら、その都度小さいホワイトボードに番号を書いて掲げれば外国人観光客も戸惑うことはないと思うのだが。今日はガイドと思しき人が「サーティセブン」とコールしていた。

この食堂で時々食事をする。今度外国人観光客が困っているところに居合わせたら、私が番号をコールして、助けてあげよう。そのくらいのことなら私にもできる。 


 


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2 コメント

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そうなんですよねえ (原田)
2018-11-08 07:47:48
私も仕事の関係で、木曽の方にはよく行きますので、そのお気持ちはよくわかります。

ただ、インバウンドの旅行者が増えたといっても、京都や大阪はもちろん、長野や金沢とも違い、木曽の山奥ですから外国人なんてほとんど見かけません。これが私の実感です。

妻籠や馬籠などの一部の観光地以外は、道の駅といっても「費用対効果」からみて、安い日給の地元のおばちゃんに、これ以上の負担をかけるのは無理でしょうね。
Unknown (U1)
2018-11-08 20:35:26
コメントありがとうございます。
番号を英語で伝えること自体はそれ程難しいことではないと思いますが、年配の従業員には抵抗感が伴うかもしれません。
でも手書きの番号を提示するだけでインバウンドの旅行者に分かってもらえますし、耳の不自由な方にも有効で簡便な方法だと思うのです。
地下鉄などの駅をナンバー表示してありますが、この方法で漢字やひらがなが読めない外国人旅行者にも分かりやすくなったと思います。Y03というように行き先を覚えればよいのですから。

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