透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1303 小諸市滝原の火の見櫓

2021-09-23 | A 火の見櫓っておもしろい


火の見櫓のある風景 1303 小諸市滝原 4脚6〇型 撮影日2021.09.20

 浅間山の麓に広がる小諸は藤村ゆかりの地。郊外では千曲川へと続くなだらかな南斜面に住宅が点在している。この写真からもその地形的な特徴が見て取れる。偶々ここを通り掛かり、車を停めて写真を撮った。このような風景に出会えたのは幸運だった。火の見櫓のところまで、坂道を下って行った。


火の見櫓を通り過ぎてから見返して撮った写真(上の写真のオレンジ色の屋根の住宅のところから)

東信でよく見かける4脚4〇型とは姿形が違う。具体的には屋根、踊り場、脚が違う。ブレースも違う。取り付けてある銘板には建設年月日(昭和34年12月10日)と東京の施工会社名が記されている。姿形が違うのは施行したのが地元ではなく東京の業者だからか。



東信の火の見櫓では平面が4角形の屋根が多いが、この火の見櫓は6角形。屋根のてっぺんに注目、珍しい形だ。軒の蕨手も屋根面に付けた丸鋼をくるりんと曲げてつくっているが、一般的には屋根の補強下地材を伸ばしてつくっている。また、ブレースはすべてリング式ターンバックル(輪っか)付きの丸鋼でつくっているが、この点も違う。



踊り場は実に簡素なつくりでカンガルーポケットではない。上の写真では分かりにくいが半鐘の外側に木槌が吊り下げてある。木槌が風で揺れて時々半鐘を叩いていた。その度に今では聞く機会が無くなったカ~ンという音が出ていた。



脚部。やはり東信地方の一般的な形とは違う。


 



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