■ 「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」に行ってきた。
ただ単にスケールを大きくするというのではなく、全く別のものに見立てていることが上掲写真で分かると思う。
△おスシティー(2018年)
上田市立美術館(サントミューゼ)の会場には写真と立体作品がおよそ170点展示されているそうだが、僕が最も面白いなと思ったのがこの作品。回転ずしの店内を大都会の風景に見立てて、セッティングしている。皿を何枚も重ねて高層ビルに、すしを高架の道路を走る車に見立てている。暖簾はトンネルの入り口だろう。
△モロコシティー(2017年)
トウモロコシを近未来的なフォルムの超高層ビルに見立てている。この写真を見ていて、僕は建築家・菊竹清訓の海上都市のプロジェクトを思い出した。
ものに付けられた名前に囚われず、形だけに注目して、スケールを自由に操作することって難しいと思うけれど、それを難なくやってのけてみせている。
面白い作品展だった。
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私もこの目で拝見したいものです。
特に、「おスシティー」は、朝ドラのミニチュア映像と似ていて、懐かしく思い出しました♪
おかげさまで、「本所おけら長屋」にすっかり嵌り、「19」もすぐに読み終え、今は来春の「20」を 心待ちにしています。
面白い作品展でした。
アイディアが尽きないところが凄いです。
にゃんにゃんさんのおいしそうな料理、いつも見ています。