透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「雲を愛する技術」

2018-01-20 | A 読書日記



スタバで朝カフェ読書(0118)

 松本市渚のスタバ、その2階の8人掛けの大きなテーブル。おひとりさま向けの物理的な仕切りがあるわけではもちろんない。が、スマホに集中すれば、おひとりさま向けの情報空間が出現する。私は紙の本というアナログな装置(?)により、おひとりさま空間を立ち上げる。

読み始めたのは『雲を愛する技術』荒木健太郎/光文社新書

この本の章立ては次の通り。

はじめに
第1章 雲を愛するための基礎
第2章 様々な雲
第3章 美しい雲と空
第4章 雲の心を読む
第5章 雲への愛をもっと深める
あとがき

著者の荒木さんは気象庁気象研究所の研究官で雲研究者。

雲は大きく10種類に分類されるということを知った(世界気象機関 国際雲図帳による分類)。この十種雲形はさらに細かく種と変種に分けられるという。第2章は雲の種類についての詳細な解説。火の見櫓の分類は脚の本数などの観点からごく簡単にできるが(梯子型の控え柱の扱いや見張り台の平面形で面取りに迷うことはあるが)、雲の分類は難しい・・・。本書には雲の発生・成長のメカニズムについての詳細な説明もある。雲関連事象のガイドブックといった趣だ。

この本を読み終えれば、朝焼けも違って見えるだろう・・・。

以前撮った雲の写真を載せる。


20140910撮影


20140930撮影


20151027撮影


20160316撮影

このような雲につけられている名前が分かるようになるかな・・・。