透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

261 何を撮りたいのか

2012-03-16 | A 火の見櫓っておもしろい

 
261 松本市里山辺惣社



 被写体にカメラを向ける。何を撮りたいのか、何を伝えたいのかをよく考えて、それを的確にとらえるためのアングルやフレーミングを工夫することが大切だ。 適切なアングルをさがし、余分なものを排除する。被写体を漫然と撮っていてはだめ。いつもこのことを心がけて記録写真を撮っているつもりだが、これがなかなか難しい。

この火の見櫓の特徴は屋根の平面形が12角形ということ。屋根の大半は3角形、4角形、6角形、8角形、円形のいずれかで、他に片流れやかまぼこ形(ヴォールト屋根)もあるがごく少数。12角形というのは珍しい。で、12角形であることがきちんと分かるような写真を撮る。上の全形写真にも屋根は写っているが、形は分からない。

カメラを被写体に向けてシャッターを押す前にもう一度何を撮りたいのか、確認すること。これがポイント!