こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

テロの恐怖再び

2006-08-12 19:08:00 | 国際・政治

しかし、驚いた、液体爆弾を使ってのテロ計画とは!

テロリストは次から次へとよく考えつくものだ。

海外出張でいつも飛行機に乗る人にとっては決して人事でない深刻な問題だ。自分の身が危険にさらされるだけでなく、安全の為の検査がより厳しくなって運行面でも深刻な遅れ等が発生し極めて多くの不具合が発生するからだ。

航空会社の社員にとっても一度テロが起きれば一斉に旅行キャンセルが発生して会社の存続すら危うくする一大危機となる。

日本にいるとテロの恐怖がもう一つピンと来ないかもしれない。だが、私は自分の会社の飛行機がニューヨークの貿易センタービルに突っ込んでいったニュース映像を見たときに大変なショックを受けた。あれは決して忘れることが出来ない衝撃だった。

自社の社員と乗客が何の罪もないのにテロに巻き込まれて無残に死んでいくいく腹立たしさ。テロの前にその存在は無力そのものだった。

確かに米国流の正義やら価値観を押し付けられるのも敵わないが、こんなヒドイやり方をしても、テロリスト以外誰も支持できないし、泥沼に一層ハマルだけだ。

核兵器の使用もテロも卑怯という点では共通している気がする。まあ、戦争に卑怯もクソもないし、ただの殺し合いなのは一緒だが国家同士の殺し合いはそれ専門の軍隊同士でやって欲しいと願うのは果たして奇麗事なのだろうか?

それにしてもイギリス治安当局はよくこのテロを未然に防いでくれたものだ。聞けばロンドンから米国へのフライトの十数機を一斉爆破する計画だったらしい。

しかも、またもやターゲットに我が社が予定されていたと知って、やっぱりと思いながらも愕然とした。

一体いつまでこんな無益なテロを続けていくつもりだろう。

イスラム圏と自由主義圏との戦いだが、アメリカとイギリスに屈したくないイスラム教徒の怨念の戦いとも言える。

相容れない異文化と宗教、妥協点は全く見えてこない。宗教戦争とも言える展開に底知れぬ深い闇がある。単に国家間の争いなら一方が敗れ去る事で決着がつくが、宗教上の対立は国家を離れて過激分子がテロリストとして地下に潜りその争いはずっと続く。

アメリカが中東から全面撤退し、彼らに干渉をしない限り、この争いは続くだろうが、世界の警察たるアメリカの面子にかけても、そして石油の利権という点でも実現し得ない事だろう。

今回のロサンゼルス旅行も旅程がもう少し後ろへズレていたら、帰国するにも大変な目に遭っていたかも知れない。

旅行の不都合は感じても航空機の安全確保の為にはいくらでも協力は惜しまないという覚悟は必要だろう。旅行を控えるのだけはやめてと業界の人間として思わず叫んでしまいたい気分だ。


ブログ開設1周年

2006-08-09 08:40:00 | ブログ

カリフォルニアの青い空を満喫して帰ってきた。

家族で楽しい夏休みを過ごせたと大変満足している。

LAの旅行記は写真と共に追々記事にしていくつもりだが、その前に私のこのブログが丁度、満1周年を迎えたのでその事に触れたい。

Blg_year記念すべき記事第1号は昨年の8月4日だった。

ブログが何だか良く分らないまま手探りで始めて、当初はいわゆるダイエット日記のつもりだった。

そして、ついでに始めた禁煙がその内主流になり、やがてネタが尽きブログのテーマを生活全般に変えて今日に至っている。

何度も壁にぶち当たってブログをやめようと思いながらも1年続いた事に我ながら驚く。

飽きっぽい性格と嫌になったら途中で放り出す事を躊躇しない私がそうしないで乗り越えてきた事がとっても不思議だ。

逆に言うとそのくらいブログっていうのは面白いのかということになる。悩みながらも結局は自分のペースで続けられるし匿名性を持って縛られない関係を世の中の不特定多数と広く持てる。

誰かしらと繋がっているという安心感と自分の存在を改めて社会の中で認識できるというのが一番のポイントなのかもしれない。

個人的にはアクセスカウンターを付けたのが大正解だった。昨年の12月中旬に設置して以来、25000を超えやがて26000になろうとしている。

平均すると月に3200回くらいのアクセスがあったことになる。この数イコール見てくれた回数ではないがクリックしてもらったのは間違いない。

その頃はコメント頂いた数だけが見てくれた数に近いと思っていたので、その数が伸び悩む事は見てくれる人も大していないと判断していた。

自分の書いた記事が良くも悪くも何の反応もないと書く張り合いがなく書こうとする気力も萎えがちだった。

カウンターの設置でアクセス回数を知ってその多さに逆に驚いた。とにかくそのアクセスがある限り見てくれる人がいるのだし、ヤル気が沸々と湧いてきたのも事実だった。

それからというものの色々深く考えず、自分の感じた事や考えを淡々と書き記していこうと思うようになった。

そういう意味ではコメントを頂けるというのは大変な事で寄せていただく方達にはいつも心より感謝している次第です。

今までそのコメントにどんなに励まされたか分かりません。

またこの拙ブログを見ていただいている方達にもこの場をお借りして御礼申し上げます。

”いつも、ありがとうございます。”

まあ、気まぐれですが今後も書き続けていきますので、ヒゲオヤジの”こだわりの生活”ぜひ今後とも宜しくお願いします!


夏休み旅行第2弾!

2006-08-02 10:25:00 | 旅行記

本日から約1週間また旅行に出かける予定だ。

この2年間ずっと会社の景気が悪く、また中3の長男が一緒に行きたがらない為ずっと控えていたが、会社も多少持ち直し、本来の旅行好きな性格からついに我慢が出来なくなったという格好になった。

6月のシカゴ出張で旅行熱にちょっと火がついた感じもする。

もう、中3の息子は留守番させる事にして無理に連れて行かない事にした。先般の韓国旅行も実験的に留守番をさせたが、何の問題もなかったので今回旅程はもう少し長くなるが思い切って置いていくことにした。

本人はバスケットのための高校進路をどうするか真剣に考えていて、旅行どころではないらしい。それに親と一緒の旅行なんて何の興味もないようだ。

小さい頃からいつも一緒に旅行してきたので、ちょっと寂しく感じる親心を息子はどの程度理解してくれているのだろうか。1人で暮らせる事を嬉々として楽しみにしている姿を見てるとやっぱり期待する方がおかしいって感じがした。

さて、行き先はほんの4~5日前まで何処にするか真剣に悩んでいた。

候補はハワイとロサンゼルスの2箇所。行きたいのは死ぬほど好きなハワイだが、夏休みなのでフライトが相当混んでいる。

Downtownlosangelesどっちへ行きたいかで悩んでいるのではなく、自社便でどっちに乗れるかがポイントでそういう意味ではロサンゼルスが1歩も2歩もリードしていた。

でも気持ちはハワイという風に悩んでいたのだ。

ハワイ行きのロードが落ちるのをじっと待っていたが、まだ厳しく旅程のプランの事もあるし、もう打ち切って3日前にロサンゼルスに決定した。

旅程と言ってもホテルとレンタカーを予約するだけだからどうって事はない。ネット上から簡単に出来てしまう。本当に今の世の中、便利になったと実感した。

皮肉なもので今日チェックしたらハワイ便も行って来れそうなところまで落ち着いてきたのだが、今更行き先を変えるのも面倒なのでこのままで行こうと思う。

Sleepingbeautycastle50小学校2年の娘が喜ぶとなるとディズニーランドや最近出来たプールアミューズメントパークのソークシティなどを中心にした5泊のプランを考えている。

これに定番のハリウッドやダウンタウンのチャイナタウン、それにサンタモニカを加えて巡って来ようかと思っている。

8年ぶり2回目の訪問なのでクルマでラスベガスとかパームスプリングなど行った事のない所へロングドライブしたいところだが娘が承知しないので今回はお預けになりそうだ。

今、カリフォルニアは熱波が席巻していて、連日35度くらいあるそうなので、プールで遊ぶには持ってこいのようだ。

それでは、行って来マース!


もう一つのさくらんぼ

2006-08-01 23:50:00 | 食・レシピ

Satonisikiもう季節的には、終わってしまったが、さくらんぼと言えばルビーのような美しさを持つ山形の名産である佐藤錦があまりにも有名だ。

佐藤さんという人が大正時代の初めに輸入のさくらんぼから品種改良して完成させたものだ。甘いが日持ちのしない”黄玉”と日持ちはするが酸っぱい”ナポレオン”という2種類を掛け合わせて作出させたものらしい。

Bing一方、それより大粒で色黒のさくらんぼがあり、アメリカンチェリーと呼ばれるものがある。値段的には幾分こっちの方が安く庶民的と言えるだろう。

これにはカリフォルニア産とワシントン産の2種類があり、毎年カリフォルニア産から順次輸入されてくる。その年の天候によって甘さや出荷量が大きく左右されるようだ。

ちなみに今年はあまり良くなくて市場への出回りが例年より少なかったようだ。いつもなら溢れるほどスーパーの店頭に並び佐藤錦が控えめに並ぶという構図だったが今年に限っては逆転していたようだ。

さて、実はほとんど知られていないもう一つのさくらんぼがあるのだ。今回は話のネタとしてこのブログで取り上げたい。

Pa0_0001 アメリカンチェリーである事は間違いないが、大粒で赤みを帯びた見るからに美味しそうな外見のレーニアという品種があるのだ。

6年前に初めてこの品種に出会って以来、その美味の虜になってしまい毎年4KG箱を購入して初夏の旬を楽しんでいる。

粒が大きく甘いのでとても食べ応えがあり、いくらでも食べれてしまう。彦摩呂風にいうと”フルーツの宝石や~”ということになる。

味もさることながら値段の方もかなりのもので、100g当たり450円くらいはするようだ。佐藤錦はピンからキリまであるので一概に比較はできないが、高いものは100g当たり600円もするものもある。

この品種はアメリカンチェリーと佐藤錦との掛け合わせで生まれた新しい品種で、従来のアメリカンチェリーをビング種と呼んで明確に区別している。実物を見るとまさしくビング種と佐藤錦の合いの子というのが一目で分る。

しかしながら、このさくらんぼは市中では殆ど見かける事がない。どうやら相当に品数が少ないのがその理由のようでネット販売など限られた所でしか売られていないようだ。

とにかく甘くおいしいので、チャンスがあれば話のネタに是非お試しあれ、超お奨めのフルーツである。