夫婦や家族の有り難味は普段感じることはあまりない。
元来、私は寂しがり屋なので、一人で生きていくなんて考えられず、その結果として結婚があり、子供がいるわけで、いつも回りに誰かいないと寂しいと考えている。
だから、その有り難味は、家族が存在すること、そのものなんだと思う。
煩わしいと思えるほどの家族がいる方が嬉しいのだ。
そして現実に煩わしいと思った事は殆どなく、一人でいることの侘しさの方がもっと怖いと思っている。
将来、子供が巣立ち、配偶者に先立たれでもしたら、とても一人じゃ生きていけないと、いつも漠然と感じている。
そんな老後をたくましく一人で生き抜く自信はあまりない。
娘には、早く結婚して、子供を二人くらい生んで、離婚して早く戻って来いなどと冗談を言っているが、実は本気だったりする。
娘の幸せを考えればとんでもないことを言ってるわけで、身勝手も甚だしいオヤジであるが、現実には嫁さえやりたくないのが父親としての本音である。
娘が”マスオさん”を釣ってきてくれれば、2世帯で住む事も可能なので、そろそろ娘の耳元でささやき続けて、深層心理に影響を及ぼそうなんて考えているほどだ。
息子もいるが、こっちの方は、ハナから当てにしてない。
どだい、男の子は親の影響力の範囲内に置こうとしても無駄なのだ。
自分の過去を振り返っても、それはよく分る。
勿論、家族の有り難味は寂しさを感じなくてすむということだけではない。
以心伝心は無理でも、多くを語らずとも共通の認識を持って、簡単に気持ちを共有できる事があげられる。
今年の春先にロサンゼルスへ旅行した時のことだ。
私がダウンタウンにて車を運転していた時、対向車の車を見て思わず”あっ!”と思わず声を上げてしまった。
車内に居た家族全員が瞬時にその意味を悟り、このロスに〇△さんがいるわけないだろうって突っ込みを入れてきた。
その〇△さんというのはウチの近所に住む方で、その方と全く同じ車種、色、ルーフキャリアボックスまで装備した車をロスで見かけたので、私は驚いて、つい声が出てしまったのだ。
日米で同じ車種の車があることくらい、良くある事だろうが、全く同じルーフキャリアボックスまで装備しているとなるとそうそうないと思う。
”あっ”という一言で私が思った事を瞬時に家族全員が理解し、私に突っ込みを入れながらもそんな偶然に一緒に驚き合う。
余計な説明などしなくても、自然と気持ちが通じ合うことが出来たことに、私はとっても和やかな気持ちになれたのだ。
これらの事象自体は、どうってことない、むしろつまらないことだろうが、同じ目線や価値観がある家族だから、なんか通じ合えたところにささやかな喜びがあったように思う。
家族の良さって、実はこういう所にあるのではと再認識してしまった。
全ての思いを共通認識でくくる事など不可能に近いだろうが、簡単に共有し合える土台みたいなものは日々の生活に安心感を与える気がする。
しかし、家族とはいっても以心伝心で気持ちを伝え、分かり合うことは無理である。
家族それぞれが忙しいし、表情で汲み取ることにも限界がある。
言葉に出してこその共有である。
それが出来なければ家族とは言えず、ただの同居人になってしまう。
家族の原点を見つめ言葉を掛け合うことで本当の有り難味が感じられるに違いない。
寂しさを紛らわすだけなんて言ってないで、せいぜい大事にしようと改めて思った次第である。
もうチョイましな娘になったんじゃないかな、と思いました(汗
私は未だに我儘なもんで生活も仕事も一人が大好き。
もしかしたら冷たいオヤジだと思われてるかもしれません。
みんな早く嫁に行けばいいのにな~なんて考えてますからね。
今日はチョイと一人で反省会なんぞやってみますわ(^^;
というか、共稼ぎでお互いに助け合いながら家庭を守っているというのが、子供の教育にも良いのだろうなと勝手ながら思いました。ウチも共稼ぎですが、子供がまだ小さいので、時々ヨメさんは「子供が可哀想」なんて言われるそうです。悪気はないのでしょうが。しかし、小さな子供を保育園に預ける=可哀想、という単純な図式で考えちゃう方が問題だと思うんですよね。要は家庭に思いやりが生きていれば良いのではないかと。前のお弁当の件もそうですが、こだわりさんのご家庭にはそういうのを感じます。
私はこだわり倶楽部さんの家に生まれれば良かったでしょうか。笑
家族が居ないなんて考えられません。
自分の家族作りには失敗した私ですが、
それでも娘が居てくれる事がどれほど力になっていることか。
もちろん今の私をサポートしてくれる母と弟もです。
しかしこのまま行けば娘が天涯孤独になる可能性もあり、
いろいろと考えてしまう日々です。
良き配偶者に恵まれるよう、
躾をしていろいろ仕込むよう努力します。笑
そんな!冷たいオヤジって事はないでしょう。(笑)
我が儘だから一人が良いってことでしょうが、家族が居るからこその一人が良いってことだと思いますよ。
現実に娘が嫁ぐことになったら大泣きしちゃうのではないですか。
なんだかそんな気がします。
確かに、保育園に預ければ単純に母と子の接する時間が少なくなるのは間違いがなく、そこだけを指摘されれば”可哀相”なのでしょうが、問題は中身ですね。
高校生になった息子に聞いても、共稼ぎ家庭の不満は特になかったようです。
やはり、モロに子供の教育に響くのは夫婦の不仲、バラバラの行動、両親の不倫などのようです。
不完全ながらも、一生懸命に家庭や仕事を頑張る両親を見てれば自然に子供は素直に育つと思っています。
接する時間よりキチンと子供へ向き合っていることがより大事かと思います。
本当に家族というのはありがたいものです。
普段は余り意識しませんけどねぇ・・・。
娘さんもそんな懸命に頑張ってらっしゃる母親の背中を見て育っているわけですから、きっといい子に育つことでしょう。
家庭や家族が大事なものである事は間違いないですが、どんな伴侶に恵まれるかは”ご縁”です。
ですが、仰るように躾を通じてしっかりした考えを身につけてれば”ご縁”に恵まれる確率も上がるでしょうし、いい相手を見逃さないでしょう。
母一人子一人で嫁に出す時の心境はどんなものなんでしょうか、恐らく私なんかどころじゃない、物凄い感情の嵐に襲われる気がします。
以心伝心の瞬間って妙に嬉しくなります。
今週は嫁の実家に挨拶に行ったりしてました。
入籍して半年してからの挨拶というとんでもなく順番違いな我が家です(^^;
以心伝心ほどではないのですが、一言二言で通じ合えるというのは嬉しいものです。
家族ならではのものだと思います。
入籍してから半年後の挨拶ですか、それはまた呑気ですね。
私は一人でいるのが好きで、家族が居てもよく自室に
こもってしまいますが、そうして下から聞こえてくる会話や
家族の気配が好きなんですね。
それって、一人が好きとは言っても、やっぱり家族がいるという安心感があってこそなんだな~と、思いました。
ウチの姉の結婚が30代後半と遅かったのですが・・・
やっぱり嫁にやりたくないなんて言っているウチに行って貰った方が親は安心みたいです。(^^;)
家族のいる気配が好きっていうのも有りなんですね。
寂しがり屋の自分には思いもよらなかったことですが・・・。
どっちにしても家族がいるという安心感は嬉しいものです。
嫁にやりたくないっていって、ずっと行かなければそれはそれで心配になりますよね。
仰るように30くらいまでに行ってくれれば丁度いいのかもしれませんね。笑