この所、なかなか更新が進まない私。
意欲が落ちてるのか、ネタがないのか、多分両方だと思うけどね。
しかし、最近ちょっと気になったことがあったので久々にエントリーしてみた。
実は私の母校から創立100周年の記念事業の寄付金のお願いが封書で来たのだが、これがまことにお粗末。
私も妹もお袋も同じ高校の出身なので同様に案内状が届いたのだが、反応は三者三様。
妹は禄に見もせず屑篭へポイだったし、お袋は家族3人がお世話になったから、どうしようか真剣に悩んでいたようだった。
私は私で協力できることはやろうと思い、中味をじっくり見たのだが、創立100周年記念は分るけど、中身が全く見えず、企画者の意図がさっぱり分らず、到底賛同して寄付する気にならなかった。
かろうじて分ったのは、100周年を記念して”なんとか会館”なるものを母校に建設するとかで3億円が必要で、現在5~6千万ほど集まってるが、目標額には遠く及ばないので、なんとかお願いしますという趣旨だけだった。
肝心かなめのその何とか会館とやらが、どういう目的で建設され、どんな使われ方をするかなぞ、同封された資料を穴があくほど読み返すも、1行も説明がなかった。
そして一口3万円から、お願いしますとは人をバカにしてるも大概にしろと言いたくなる。
そもそも、そんな記念事業の構想自体が全く知らされておらず、一部の関係者だけが勝手に進めてきたに違いなく、お金が足りないから慌てて広くその他大勢のOBにすがるっていう感じが透けて見えるようで、とてもじゃないが協力する気にならない。
創立100周年記念という大目的の為なら、中味はなんだっていいということか?
そんな何億も掛けて箱モノを作ることが、本当に必要なのか、大いに疑問だ。
それに、今の時代、卒業生だからといって、声を掛けてすがればお金が自動的に出てくると思ってたら大間違いだろう。
人にお金を出させるのなら、金額の大小に関係なく、相手を納得させる事ができるかが、大きなポイントなると思うのに、残念だ。
個人的には、そんな建物じゃなく、今の現役高校生達の進学やスポーツに役立つようなハイテクのサポート事業がいいと思うものの、具体案は浮かばない。
だから創立100年記念事業というカタチに残るスタイルに、固執するなら、何とか会館はいかんともしがたい選択肢だったというのは、なんとなく分る。
だけど、せめてどういうモノなのかもっと具体的に説明がないといけないし、その決定に至るまでのプロセスも示す必要があると思う。
これじゃ、まるで出来の悪い息子が、わけの分らん事業に必要だからと金の無心をするのに似てる気がする。
母校だからといって、義理立てする恩もないし、まぁ、ケチと言われてしまえばそれまでだけど、どう考えても納得できないものには、1円たりとも出したくないというのが本音だね。
それにしても、何を建てるんだか、興味はあるんだけどねぇ・・・・・。 笑