「タカアンドトシ」という北海道出身の人気お笑いコンビがいる。
ボケと突っ込みだけの漫才で、話そのモノが面白いわけでもないが、テンポ良く進行する掛け合いが妙に可笑しく私はハマっている。
欧米人がよくする事をしてボケては相方が「欧米か」と突っ込みを繰り返すだけの展開なのに、妙に面白い。
途中でボケた逆ツッコミがあるから新鮮味があるのか、話術がいいのかよく分らないがとにかく人気がある。
大抵の人は知っている人ので今更説明の必要がないくらいだ。
しかし、私は彼らのファンだが、彼らのDVDを買おうとか出ている番組を探してまで見たいとか録画したいとかそこまで熱狂的ではない。
そこで”You Tube”の登場となる。
日本語で検索できるので簡単に彼らの数種類のネタの漫才映像を見ることが出来る。
画質は見るに耐えないものから、そこそこまでのものまで幅広い。
永久保存版ではなく視聴するだけと思っていれば、しかもタダで見れる事を考えれば充分なレベルだろう。
この「You Tube」は”ようつべ”と発音するのが”通”だとの事だが、そのままローマ字読みしただけじゃんと突っ込みたくなってしまった。
そして”Tube”は英語でテレビという意味があるので、”You Tube”であなたが発信するテレビということらしい。
しかし、実はほんの10日くらい前まで全く知らなかった。
”じぞう”さんの所で素人が動画で情報発信するツールとして紹介されていたが、知らなかったので読んでもちんぷんかんぷんであった。
その後、「You Tube」についての別な記事を読む機会があり、易しく解説されていたのでようやく私にも理解する事ができた。
「You Tube」とはアメリカの動画ストレージサイトで誰でも会員になれば動画をUPする事が出来、動画をシェアできるというすぐれモノなのだ。
100Mバイトで10分以内の動画なら何でもUPできる。
公序良俗に反するものは当然不可であるが、女性タレントのパンチラ程度のお色気映像ならお宝としてくさるほどある。
そして著作権侵害のコピー品も氾濫している。
本来の使い方は自分のオリジナルビデオを作ってUPすることで仲間内でシェアしたり、一般に公開したりする事だろう。
自分のHPやブログのサーバーのスペースを消費することなく、リンクを貼る事で見せたい動画を紹介できる。
しかし、一般受けする使い方は自分の見たい懐かしいテレビ映像を検索して見ることに集中しているようで、それだけなら会員になる必要すらない。
しかも英語のサイトのくせに日本語で検索出来ちゃうので大変便利だ。
”みほ亭”さんのように自分の特別な思いのあるバンドの映像を楽しむのも大いに有りだし、私のように中学時代大好きだったチャールズブロンソンの男性化粧品・マンダムの懐かしいCMを見たりすることもできるのだ。
会員になったり、検索して見るのにお金は一切掛からないので利用者は増えるばかりだろう。
ヤフーで検索すると関連検索ワードとして画像という項目と並んで動画(You Tube)という項目が表れるほど既に一般的になっているようだ。
その内ネットの映像発信は全部「You Tube」が常識になってるのかもしれない。