こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

今どきのハイテク技術

2005-11-24 08:05:57 | 受験・学校

私が小学校低学年の頃、ウルトラマンというのがあった。
円谷プロ製作の特撮ドラマでいわゆる怪獣物の元祖であった。

実はその前にウルトラQというのがあって、ドラマとしてはそっちの方が面白かった。
怪獣は出てくるけれど、ウルトラマンというヒーローとの対決ではなく、一般市民が怪獣と対決する。
そのモンスターが登場する社会背景をさりげなく描いていて、社会や個人の問題を投げかけていたようだ。

さて、そのドラマの話そのものが今日のテーマではない。

30数年前に見たドラマに描かれていたハイテクだ。
今だに実現出来てない物も多数ある中で、通信に関してはあの頃の夢の装置が実現しているのだ。

まずは携帯電話、その当時のドラマでは胸に着けたピンバッジ程度の大きさの物で本部や隊員同士で通信していた。
さすがにそこまで小さくなってないが、今の携帯電話の出現はかなりそれに近いものがある。

この携帯に関して言うと、私がサラリーマンに成りたての頃の20数年前でもショルダーバッグ程の大きさがあって今とは隔世の感がある。

次に追跡装置だ。相手に発信器を取り付けると、その現在位置を地図上で表示するというものである。
子供心に絶対そんなのは出来ないと当時決め付けていた。発信器の電波だけで現在位置を特定できる訳がないと思っていた。

GPS衛星の出現で簡単に出来るようになってしまった。つまり、今なら庶民レベルの携帯電話で実現しているというわけだ。
ちょっと前までスパイ映画の中でのハイテクだったハズなのに、通信技術の進歩は目覚しいものがある。

今日、注目したいのは、携帯電話で相手の位置情報が分かるというサービスだ。auの安心ナビという機能・サービスである。
勿論、カミさんに持たして怪しい行動を監視したいというわけではない。

実は娘に持たせたいのである。つい先だってまた広島でウチの娘と同い年の女の子が下校時に殺された。
犯人は分からないものの、その犯人に対して激しい怒りを感じると共に自分の娘の事が心配で少しでも何らかの助けになるものなら利用したいという親バカの心理が働いている。

娘には知らない人にはたとえ親が事故で入院したといってもついていくなと言い聞かせてあるものの、不安でしょうがない。
結構、我が家では登校は車で送っていくことが多いが、帰りは共働きなので、そういうわけにもいかない。

位置情報が分かる携帯を持たせても防止策には役立ちそうにはないが、リアルタイムでウォッチ出来る安心がある。
考えたくもないが、万が一犯罪に巻き込まれたら、その携帯が見つからない限り、犯人特定のツールの一つになるだろう。

しかし、小学校では児童に携帯電話を持っての登校は禁止しているようだ。もう、こういう全面禁止というような対応をして欲しくないものだ。
個別に対応して、マナーも含め学校は指導をすべきだと思う。

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