こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

Gメン’75 前編

2005-11-05 10:25:29 | テレビ番組

Gmen 古いテレビ番組だが、長く続いていた長寿番組で、好きでよく見ていた番組だ。

タイトル通り1975年より始まり約7年続いていた。キーハンターの後番組でどちらかといえば、キーハンターの方を良く見ていた気がするが、今日取り上げるのはGメン’75の方である。

何故かというと、そのうちの1話に出演しているからである。いや、正確に言うと出てる筈なんだが、その回の放送を見てないので確認のしようがないのである。

その作品は第204話「ミスターブー殺人事件」1979年4月28日放送されたもので、当時大学生だった私はエキストラでその作品のロケに参加していた。

当時、アルバイトに明け暮れていた私は本業の学生であることを忘れたかのように色んなアルバイトをしていた。バイトで金を稼ぐ為がその本来の目的だが、それ以上に、色んな職種を体験することで社会の構造を覗き見することの方に夢中になっていた。

大学卒業後は普通のサラリーマンになるだろうと勝手に決め付けていた私は将来体験しないだろうと思われる色んな業界の職種に興味があった。その時の面白い体験談はたくさんあるが、それはまた別の機会に譲るとして、今回はエキストラの仕事の話である。

従って、タレントや俳優になりたいと思っていたわけではない。映画やドラマなどテレビの製作現場・ロケに興味があり、それを覗き見るにはエキストラがうってつけだと思ったからだ。

そんなエキストラ体験記だが、新宿のとある名もない小さな事務所で登録受付をした覚えがある。窓外を電車が行き交うそんな風景が似合う、うらぶれた雑居ビルの何階かの事務所内で社長と向き合い、話をしながらスケッチされたことを昨日のことの様に覚えている。当時ポラロイドカメラがあったはずだが、使わずスケッチとは、今なら間違いなくデジタルカメラだと思うが、時代を感じてしまう。

当時はたかがエキストラなのに、何ゆえこんな事を、と不思議に思ったが、今思えば私にタレント性があればテレビの世界に引きずり込まれていたかもしれない。つくづく才能がなかったことに感謝・感謝である。中途半端な才能ほど惨めな結果をもたらすものはない。

こうして、エキストラをやるのに、こんな面倒な手続きを経て、やっと来た仕事が先のGメン’75であった。後にも先にもこの1回こっきりの私のエキストラ体験記である。

さて、その体験や如何に?後編へ続く

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