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時計の音

今、ニュースで取りざたされている中国企業が開発した動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」。その名称の由来は、時計の秒針が動く音を表す英語の擬音語から。秒針の音を表す英語は、本来は「Tick-tock」とつづる(発音はイギリス英語ではティックトック、アメリカ英語ではティックタックに近い)。「Tick-tack」と言うこともある。

ティックトックの動画撮影可能時間は最大15秒(現在は1分まで拡大された)。まさに秒針が刻む音を聞いている瞬間に納めるイメージね。

ティックトックの中国語での名称は「抖音(ドウイン)」で、ロゴはそのピンイン表記「Douyin」の頭文字の「d」(小文字)をあしらっている。「抖」は「振る」という意味、つまり、時計の針が動くという意味もあるのだろう。

日本語で秒針の音を「チクタク」と表現することがあるけど、これは英語の「tick-tock」または「tick-tack」から来ているらしい。ウィクショナリーでも「チクタク」は外来語扱いだ。擬音語だからあまり外来語っていう感覚ないけど。まあ純粋な日本語だと「カチカチ」だからね。

フランス語、イタリア語、スペイン語では「tic-tac」で英語と似ている。前半部分と後半部分で母音が違うところも共通している。
ということは、一つの国でこの擬音語が生まれて、それが世界中に広まったのかな?時計の針の中でも特に秒針の音を表している感じだから、秒針が発明された近代あたりに生まれて擬音語だろう。

少し変わって、時計の鐘の音にも触れよう。

ロンドンには世界の標準時の一つであるグリニッジ時の基準となるグリニッジ天文台や、ビッグ・ベンという時計台があることで有名なこともあって、「ロンドン」という地名は時計台の鐘の音にも聞こえる。
では、実際にロンドンの地名が時計台の鐘の音に由来するのかと言うと、そうではない。時計台が建てられたころよりもはるか昔の、古代ローマ帝国が都市を築き、ケルト語をもとに名付けた「ロンディニウム」に由来する。

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