31日~4日まで五日間にわたって行われていた八戸三社大祭が終了した。
八戸三社大祭は八戸地方では最大の祭りで、昔話、歌舞伎、歴史上の人物などをかたどった巨大な山車が街中を練り歩くお祭です。期間中100万人もの人が訪れるそうで、青森県各地で時を同じくして行われる、ねぶた・ねぷた祭とともに東北の短い夏を彩る風物詩です。
公式ホームページによると280年もの歴史と伝統があり、国の重要無形民族文化財にも指定されているそうです。
山車はどれも豪華絢爛で、ただでさえ巨大ななのですが、左右に開く、上にせりあがるなどの仕掛けで、最大時は幅8m、高さ10mにもなるそうです。
最終日の今日は山車が市役所前、メインストリートに設置され、その艶やかさを競っていました。前日までの運行も良いのですが、仕掛けを展開した状態の山車を落ち着いて見られる最終日もいいものですね。
写真は今年の最優秀賞 吹上山車組の『川中島決戦 甲斐の虎「武田信玄」越後の龍「上杉謙信」』
八戸三社大祭公式HP