昭和28年12月5日 発行
著者 蔵田周忠
発行所 彰国社
表紙 グロピウス案10階建高層住居模型の一部(1930)
20世紀の代表的建築家の1人であるヴァルター・グロピウス(1883~1969)の評伝。
定価は300円になっています。相当高かったのではないでしょうか。
デッサウ・バウハウス1926全景、平面配置図 デッサウ・バウハウス工房講堂側入口
しかしバウハウスの各分科で研究し試作する工芸は、結局手工業と機械生産との中間にあった。
これはバウハウスの組織が実験室としての学校と工房との役割におかれているからであって、グロ
ピウスの意図は「この実験室において、世界が今までに取扱わなかった新しい型(タイプ)を、工業と
手工芸の協力を目的として創り出そうとする。・・・・技術と形態とを併行させて、これに経済的合目
的性を加えた標準の型を創ること」であった。 (36~37頁)
ベルリン・ジーメンス・シタットジードルンク
グロピウス設計の住居 外廊式4階建8家族住居 1929
庭園側と設計者分担配置 1929
ハーヴァード大学・大学院学生寮 1948~51
左上 学生ホール正面 右上 寮の室内
左下 中渡廊下より寮 右下 中央の集合所から学生ホール
1934年、グロピウスはナチスドイツを去り、イギリスに渡ります。さらに1937年ハーヴァード大学建築科主任教授
に招聘されます。
それにしても贅美な学生寮です。本書が出版されたのは昭和28年ですから、当時の建築科の学生はこの写真を
見てどういうことを思ったでしょうか。
著者 蔵田周忠
発行所 彰国社
表紙 グロピウス案10階建高層住居模型の一部(1930)
20世紀の代表的建築家の1人であるヴァルター・グロピウス(1883~1969)の評伝。
定価は300円になっています。相当高かったのではないでしょうか。
デッサウ・バウハウス1926全景、平面配置図 デッサウ・バウハウス工房講堂側入口
しかしバウハウスの各分科で研究し試作する工芸は、結局手工業と機械生産との中間にあった。
これはバウハウスの組織が実験室としての学校と工房との役割におかれているからであって、グロ
ピウスの意図は「この実験室において、世界が今までに取扱わなかった新しい型(タイプ)を、工業と
手工芸の協力を目的として創り出そうとする。・・・・技術と形態とを併行させて、これに経済的合目
的性を加えた標準の型を創ること」であった。 (36~37頁)
ベルリン・ジーメンス・シタットジードルンク
グロピウス設計の住居 外廊式4階建8家族住居 1929
庭園側と設計者分担配置 1929
ハーヴァード大学・大学院学生寮 1948~51
左上 学生ホール正面 右上 寮の室内
左下 中渡廊下より寮 右下 中央の集合所から学生ホール
1934年、グロピウスはナチスドイツを去り、イギリスに渡ります。さらに1937年ハーヴァード大学建築科主任教授
に招聘されます。
それにしても贅美な学生寮です。本書が出版されたのは昭和28年ですから、当時の建築科の学生はこの写真を
見てどういうことを思ったでしょうか。
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