夕食

2007年10月28日 | Weblog
夕焼け空に富士山が浮かび、素晴らしいサンセットシーンだ。空き地でカマキリもこの光景を眺めていた。ビルの谷間に見事に太陽が沈んで行き、そろそろ夕食時間だ。








どうやら今日の獲物は人間だったようです。腹を満たしカマキリは草むらに消えて行った。
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霜降

2007年10月28日 | Weblog
放射冷却が強まり、ブナの森では早朝氷点下まで気温が下がり、あたり一面真っ白な霜風景が広がった。敷き詰められた落ち葉の絨毯の上をザクザクと心地よい音を立てながら歩く。やや冷たい風に穏やかな陽射し、1年で最も森の散策が楽しい季節の到来だ。紅葉の最盛期はやや過ぎた感があるが、朝日を浴びて黄金に輝く木々の葉は見事としかいいようがない。紅葉というと赤をイメージする人の方が多いと思うが、ここは黄色が主体のカラーだ。散策する人もいない静かなブナのトレールを抜け、開けた湿地まで出ると、どこか遠い世界を歩いているような錯覚に陥る。しばらく立ち止まって静寂な世界に耳を傾けると木々の残った葉がハラハラと落ちて行き、季節は次第に長い冬に向かって行こうとしているのをしみじみと感じる。笹藪の中から小さな小鳥達が集団を作り、わずかに動き回る音が聞こえてくる。きっと冬越しの準備を進めているのだろう?この森を訪れることが出来るのは、後1ヶ月。その後は深い雪に覆われ、誰一人として寄せ付けない白い世界がやってくるのだ。









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レインドロップ

2007年10月27日 | Weblog
先週末辺りから気持ちの良い晴天が続き、ようやく安定した秋晴れの季節になってきた。今日は雨だが、数日続いた放射冷却の影響がなく朝の冷え込みはなかった。
草むらには、タテハ類やアキアカネがこの雨の中、草や小枝にぶら下がり雨宿りしていた。頭や羽に雨粒が付いているのが鬱陶しいらしく、時々羽をバタつかせたり、手で頭に付着した雨粒を払い落としていた。季節外れの台風が接近しているようだが、無事にやり過ごすことが出来るだろうか?



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ブナの森

2007年10月25日 | Weblog








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カラーコンタクト

2007年10月17日 | Weblog
秋の里山の定番種である、オオアオイトトンボが目立つようになってきた。このトンボは6月頃に羽化して、晩秋遅くまでいるので、トンボとしては長生きの部類に入る。カラーコンタクトをつけたような美しい目と金属光沢のボディが印象的だ。今の季節は、里山の林辺部の枝を良く見てみると、このオオアオイトトンボがたくさんぶら下がっているのを見ることが出来るだろう。このトンボが姿を消せば、越冬種のホソミオツネントンボだけの寂しいフィールドになってしまう。



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バックスイマー

2007年10月13日 | Weblog
田んぼの近くにある用水路を覗き込んでみると、マツモムシが水面に浮かんでいた。水に波紋を立てて驚かすと、水中に沈んで行き、しばらく経つとまた浮かび上がってくる。そんな行動を繰り返しながら、逆さまになって一日中、空を眺めているはとても気分が良いことだろう。顔からも笑みがこぼれてなんだか楽しそうだ。秋晴れの格別な一日、仰向けになり、マツモムシの様に空を眺めてのんびり過ごしたいものだ。





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里帰り

2007年10月07日 | Weblog
今年の猛暑を高山で過ごした、アキアカネの集団がようやく里に降りてきた。今の時期、田んぼや河川敷では、連結したペアや産卵するペアをたくさん目にすることが出来る。
このアカネが出てくれば本格的な秋が到来したと言えるだろう。猛暑続きから開放され、秋風がそよぐ心地よさに思わず嬉しくなってしまう。これから11月の下旬辺りまでが1年の内でもっとも過ごしやすい時期だ。



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黄昏

2007年10月06日 | Weblog
久しぶりに西に沈む夕日が見れそうなので、いつもの海沿いの散歩コースに行ったら、出かけるのが遅く、到着した時にはビルの谷間に沈んでしまっていた。途方にくれて、いつもの草むらを探索して見ると、木の枝に群がるようにして止まっているハチの集団に気がついた。正確な名前はわからないが、ハナバチの1種のようだ。良く見ると足だけでなく、大きな顎を木の枝に食い込ませて掴まっているようだ。これならばどんな風が吹こうと落ちることはなさそうだ。しばらくこの面白い生態を見ていたら、辺りは闇に包まれていた。



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ヒガンバナ

2007年10月05日 | Weblog
からっとした空気に澄んだ空。ようやく秋らしくなってきた。ヒガンバナは先週あたりが、開花のピークであったが、探せばまだ見られるのも多い。このヒガンバナには、アゲハの仲間が良く、蜜を吸いに訪れるのだが、今日はヤマトシジミのペアが花の先端に止まっていた。細い花なので、このペアの不安定な姿勢では安定感がなく、何度も花をクルクルと回転して、まるでサーカスを見ているようだった。



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