ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

台湾de仕事&more2018

2018年11月04日 | 文化・芸術

中正記念堂の地下鉄駅に展示中だった油絵。台北に1年ぶり以上で行ってきてました

 

今回は仕事だったので台北から足は伸ばせませんでしたが、市内でこれまで行ってなかった所にも行けて、仕事もサクサクと終わったので、スケジュール的にも落ち着いて過ごせたし、帰ってきて疲労困憊ということもなく日常に戻れてます。それで連日、さくら猫ボランティアもしてたんですね。

 

チャボママのことで落ち込んでいるので 楽しかったことを思い出すようにしてます。本日(11/3)も『鶴見幸代展』のトークに行って楽しかった。だいぶ復活したはず。食欲が1日1食にはなってしまいましたけどね。。

 

台北へは入野禮子先生に「ACLの大会が今年は台北なのでヤング・コンポーザーズ・ミーティングを手伝って?」と誘われたのと、沖縄では編集が出来ない旧Pro Toolsのデータを変換、編集を白金録音室(Platinum Studio)でしてきました。

レセプションの合間に

シックなホール

オープニング・コンサートは台湾国立管弦楽団でオケ作品。

ACL(アジア作曲家連盟)大会は19日の夕方に開会レセプション後、国立劇場でオケのコンサート、連日朝からコンフェランス、コンサートと23日の閉会まで続いてたんですが、ヤザワは19日の朝に台北に着いてそのままレセプションまでスタジオで仕事、次の日からは昼間はスタジオで編集、夜はコンサートに行って、21日の早朝(AM9:30〜)からのイヴェントを手伝って、午後でスタジオの仕事は終了。22日の夜のコンサートまではフリー時間として(「まあ!昼間のコンペティションは聴かなかったの!?」と禮子先生に一喝されたけど審査員じゃないもーん)、23日の夕方の便までも自由時間として充実した時間を過ごせたのでした。いつもこれくらいのスケジュールがいいなあ。だいたいホテルをチェックアウトした足でスタジオに行って、ギリギリまで作業して空港に行くという感じだったから。

 

今回ナショナル・コンサート・ホールも初めて入りました。観光じゃ行かないし、これまでもスケジュールはチェックしてたけど聴きたいコンサートもなかったんです。

正面。神社じゃないよ〜

正面は中正記念堂

左がナショナル・コンサート・ホール。

読響が小山さんと来るようです

宝塚も来るようです

マダム・ラ〜ンチ

お気に入りのローフード・レストランがクローズしてて残念でした。こちらは永康街にある素食茶芸館。昼間(朝)はメイクしてる時間なくてサングラスです。この後、夜はコンサートなので服だけはオシャレしてます。メイクは空き時間にするの。

 

「アジア作曲家連盟」には:日本、台湾、韓国、中国、香港、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ヴェトナム、オーストラリア、ニュージーランド、トルコ、イスラエルが加盟しています。

「んなんでアジア連盟に白人(トルコ、イスラエル、ニュージー、オーストラリア)が」と不思議な感じもしたけど、TPPも本来はこういうアイデアだったのかもね。

 

オープニング・コンサートでは選り抜きのオケ曲が演奏され、イスラエルと韓国の曲が良かったです。イスラエルのヨナタンの曲は軽やかでフュージョン的でヤザワ向き。ヨナタン自身もジャズ・ピアニストでもあるそう。韓国の曲は:暗く、粘り気があり、激しくなるという韓国っぽさが昇華された曲でした。

 

こんなような曲をいっぱい聴くんだろうなーと思ってたけど、そうでもなかったです。

こういう感じの曲も確かにあったけどね マレーシアとかシンガポールとか。台湾も・・

西洋油絵で表現するアイデンティティ

上手いけどダサい

シンガポールの若い女性作曲家に:「日本人作曲家の曲は、音の選び方もスタイルも『日本〜!』、日本人が作った!って分かる。私の曲はなんだかハチャメチャだったわ。スタイルがないし、国籍も不明だし。近藤譲とか、日本人の作曲家は全員、日本人の曲だと分かる。作曲に対する哲学が違うと思った」とコンサートの帰り道に話しかけられました。「シンガポールもこれから伸びるよ!」と言いました。「日本は植民地教育(音楽大学に自国の音楽の邦楽科がほぼないという現実)からいかにアイデンティティを確立するか、という模索の歴史が長いのよ」と・お姉さんぽいことを珍しく語ったのでした

 

久しぶりに東京の知人にも会って、みんなで夜市に繰り出したり楽しかった

禮子先生もお元気で

士林だよ〜ん

「肉〜!肉〜!」と騒ぐヒトが1名いたので、「夜市のやっすい肉なんて何の肉か分からないよ?」と脅したら、本気でビビったようで、一緒にヴェジ餃子とか野菜炒めくらいしか食べなくなってしまったので:「大丈夫よぉ。みんな死んでないしぃ〜私は食べないけど小龍包食べなよぉ〜」と勧めてもヴェジタリアンのようになってしまったのでした

 

まあ確かに中正記念堂の前で法輪功信者が訴えておりましたよ

現在、豚コレラ感染で豚を生き埋めで殺処分しているという中国ですが、人間も麻酔ナシだそう。新幹線事故の時もいきなり埋めてたよね。臓器摘出後の人体はどこへという疑いは・・

「食人文化」で読み解く中国人の正体
 黄文雄
 ヒカルランド

に「ソーセージ工場へ運ばれているという噂も絶えない」とは書かれておりましたな。挽肉にして合い挽き肉にするだろうから餃子、小龍包、シューマイの材料ではある。仕入れはタダだろうから押さえた値段で提供できるよね。マッ◯が一等地で激安ハンバーガーを提供できるのも・・

感謝して食べて下さい てか、自分の食べてる物はどのように生産されているのか知ったほうがいい。

ワタシはヴィーガンで良かった

最終日は定宿の近くなのにこれまで行きそびれていた迪化街へ。

古い街並なのにオシャレ

なんかエキゾチック

永楽市場の中の寿司屋でヴェジ寿司を食べて、台湾茶のティー・サロンでお茶しました。

お茶を香りで選びます

和菓子より甘さ控えめで美味しい

落ち着く店内は12歳以下の子どもは入店不可。那覇にもこういう子どもが入れないオトナの店が欲しい。

窓から見る風景も風情がある

もっとゆっくりしたかったけど帰らなくてはなりません

ヤザワ以外の日本人は東京へ帰ります。またどこかでね

桃園空港行き地下鉄車内。「日本」ぽい

みんなは松山空港から羽田へ帰って行くのでした。そうかー成田からスカイライナーで上野まで36分なのかー

 

今度、東京はいつ行くかな〜

PS:早速、帰国したヨナタンからピアノ曲のスコアが送られてきました

 

Comment    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 振替の夏休み:京都2 | TOP | 鳥のカタログと鶴見幸代展@沖縄 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 文化・芸術