ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

シネマ・コンサート

2005年05月27日 | 文化・芸術
渋谷のBunkamuraにフィリップ・グラスのシネマ・コンサートを観に(聞きに?)行ってきました。

ジャン・コクトーの映画「美女と野獣」に合わせてグラスが音楽を付けたもの。台詞はオペラみたく歌手が歌って。
映画に字幕が付いてることもあって、臨床感満点!想像してたよりずっと面白かったので、明日の「魔人ドラキュラ」も行くことにしました。楽しみ

グラスって、アイデアが冴えてるんだよね。古い映画をあたかもオペラみたく演出してしまうというのは、やってみれば簡単なんだけど、思いつく、ということが発明に近い感じ。曲もそう。「これでいいのだ!」という思い切りの良さが、先駆者たる所以。ずーっと同じ感じで90分、というのは度胸がないと。まあ今は巨匠にしても、若い頃はさんざんバカにされただろうなーと思います。

思わずCDも買いました。エレクトリック・オルガン曲集。オルガンの音色をアンプで増幅してるんだけど、シンセサイザーみたいなものかな。グラスはピアノ曲より、絶対オルガン曲のがいいと思う。弦楽カルテットなんかもいい曲があったし。

オルガンといえば、昨日(もう一昨日か。。)は横浜みなとみらいホールのお昼のオルガン1ドルコンサートに行ってきました。毎月第3水曜日に開催されているもので、入場料が100円か1ドルなの。プログラムは横浜美術館で開催中のルーブル展と合わせたロマン派のもの。アンケートの「今後聞いてみたい曲」のとこには「フィリップ・グラスのオルガン曲」って書いてきたゾ!
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする