「オーストリア編(2010年)」です。
※今回の旅行で撮ってきた日本車の写真は、ほぼ紹介し終わったので、本日より再び、こちらのシリーズです。
さて、今日の車はジープの「ラングラー」。
ジープという名称は自然発生的なものであり、(初期の頃の)多くのクロスカントリーやSUVの見本のようになっていますが、現在はクライスラーの持つ商標となっていますね。
その中で、この「ラングラー」は1987年から3世代が存在しています。
写真のモデルは、初代のYJと呼ばれる形式のもので、1987年から1996年に渡り、販売されました。
エンジンは直4-2.5L、もしくは直6-4L(1991年~、4.2L)。
興味深いのはトランスミッションがMT、AT共、3速までしかないこと。
つまり、「高速道路で何km/hまで速度が出る」といったところに主眼をおいて開発はされていないことが分かります。
このあたり、最新モデルでは、かなり、普通の車に近付いてはきていますが、本来の目的である悪路走破性は失っていないところが、この車の真骨頂であると思いますね。