これが私の生きる道

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一青窈 with 東京フィルハーモニー交響楽団

2009年12月17日 00時06分05秒 | 音楽
4連休の3日目、今日は一青さんのコンサートに行ってきました。
何と言ってもこのコンサート、
オーケストラをバックに演奏される、特別なイベントです。
会場の東京オペラシティは新宿から歩いて20分なので
その前に年末恒例のクリスマスイルミネーションを
見に行きました。
高島屋側は不景気のせいか毎年あったサーカスのイルミネーションが無くなって
質素になっていました。
JR東日本のペンギン号は可愛かったです。
てくてく歩いて会場に着くとこちらにも見事なクリスマスツリーが
飾ってありました。

当たり前ですが普段はクラシックコンサートを行なうところで
独特の高級感がやっぱりあります。
席は2階のバルコニー席でしたが、前の人の頭が気にならないので
案外いいと思いました。
でもステージの端っこが見切れてしまうので、一青さんが左の方に行くと
見えなくなってしまうのと
椅子がステージに対して直角についているので
体勢をステージ側にずっと向けていなければならないのがマイナスでした。
ステージの方に角度つけてくれればいいのに。

フルオーケストラでクラシックでもあまりないハープまであり、
交響曲だとピアノはないからそれまでど真ん中にあって
ステージ上は大混雑していました。
大編成なのでもしかしたらオケの演奏に、一青さんの声がのまれるか
それとも前に出すぎるかと思ったけど
そこらへんの調整は上手いこといっていました。
指揮者の栗田さんは失礼ながら知りませんでした、
日本の指揮者の人は結構知っている方だと思うんですけどね。
かなりの話し好きみたいです。
ピアノはほとんどレギュラーの紺野紗衣さんで
今回の音楽監督を行なったそうです。
髪をオールバックにして遠めからは蒼井優さんに見えたので
そう勘違いさせたまま見ていました。

まれにライブが終わって家に帰ってきてからジワジワくるライブって
あるんですけど、今回はまさにそれでした。
もう思い出すだけでもう一回あの時間に戻ってもらいたいと
胸が苦しくなります。(さすがにこれはいいすぎか)
一青さんの声ひとつとってもホールの反響音が普段と違っていて
うわぁ~って思ったし、
オーケストラの演奏も特別感が半端なかったです。
照明も曲の強弱に合わせた演出で
思ったより効果的でした。

特に気になった曲
・ささやき並木・・・イントロのハープからすごくいい雰囲気で
今まで聴いた中で一番いい演奏でした。

・江戸ポルカ・・・まさかここで歌うとは思ってもみていなかったけど
こんなに合うとは予想外でした。

・さよならありがとう・・・この前の曲が「もらい泣き」だったので
次は「ハナミズキ」を予想していたらイントロが流れてきて
全身鳥肌立ちました。
1番が終わるとドラムが入ってきて弦楽がかき消されてしまったので
個人的には入らなかったかなぁと。
壮大な感じは出るんですけどね。

・冬めく・・・演奏うんぬんより来年リリースするって公式な発表があったので

・うんと幸せ・・・「タン、タタタタン♪」のボレロの部分が
クラシックらしい部分でハマっていたなぁと。
昨日夢で死んだおじいちゃんが出てきたのを
歌詞とシンクロして頭に浮かんできました。

これが一回きりだなんてもったいなさすぎです。
細かいことを言えば完成度が高いかどうかは分からないけど
このスペシャル感がそんなことをふっとばします。
1万円でも決して高く感じませんでした、
4年に1回位、こういう形でのコンサートをしてもらいたいです。
本当に生でこれを見れてよかったです。
カメラも入っていて入り口にWOWOWの花も飾ってあったので
絶対に放送してもらいたいです。
ぜひハイビジョン 5.1チャンネルでお願いしたいです。

それにしても一青さんほど色んな形のライブを行える人もいません。
6月に行なった2人のプロデューサーを同時にステージに立たせる形式もそうだし
去年の武道館のアリーナ全体をステージに見立てる演出もそうだし
これに関しては他の追従を許していない面です。
ここらへんの評価があまり成されていないのは残念なところです。
まぁ人気出過ぎてチケット取れなくなるよりはいいですけど。


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