これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

友達親子の真実

2011年07月15日 17時29分53秒 | 思うこと
今日は新宿に献血に行きました。
先月リニューアルOPENしたとのことで
普段は池袋店ばかりですが、足を向けました。
数年前はこの新宿をよく利用していましたが
ハーゲンダッツのアイスがなくなったこと、
平日でも混んでいて落ち着かない、
一部のスタッフの態度が横柄ということで
池袋に変えていました。

エレベーターを降りると
受付カウンターのところにソファーが新調されており
全体的に清潔感が増していました。
が、よくなったのはここまでで
自動販売機から一番お気に入りだったコーンスープがなくなっていて
更に献血中に見るテレビもBSが見れなくなるなど
マイナス点の方が目立ちます。

献血した人特典のアイスもボーリング場とかに置いてある
グリコのアイスも変わりないし
開所記念でもらった歯磨き粉以外に
サプライズもありませんでした。
次回からはまた池袋に戻そうかと思いますが
こっちも最近劣化しているので
もっとサービスのいいところ、できないかなぁ。

先週「アカン警察」で、親に悪いと思っていることを謝るという
コーナーがあって、
中学高校時代に母親にお弁当を作ってもらっていたけど
それがあまり女の子らしい弁当じゃなかった為
6年間ずっと捨てていたことを謝っていました。
このVTRをみてスタジオは美談のような空気になっていましたが
それは違うと思いました。

この親子はいわゆる友達親子で
普段でもよく話をするそうで
この告白をきいて母親は「(弁当を捨てていることは)分かっていた」
と言って、よく話してくれたみたいな調子で
終いには「(育て方は)間違ってなかった」とまで言い放って
正直かなり呆れてしまいました。
本当に気づいていたら、それを怒らなくてどうするんだ、って話で
その捨てられている食材に対しても失礼な話です。

この娘も今更謝る位なら最初からするなって話で
謝りたい気持ちよりも良心の呵責で自分が楽になりたいから話した
感じがありありとしました。

そもそも友達親子というのがすごく嫌いで
あれをただ単に仲がいいことだと思ったら大間違いです。
うちの母は子供時代はどちらというと厳しい方でしたが
妹が高校を卒業するかしないかから
ほとんど叱ることがなくなりました。
そこからは妹は母のことを下の名前(しかも呼び捨て)で呼ぶようになり
完全になめられているようにしか見えませんでした。
怖かったときのことを知っているので
そんな弱くなってすごく悲しい気持ちになりました。

何でそうなったかというと、
もし妹を下手に叱ってへそを曲げられたら
自分から離れていってしまうんじゃないかという恐怖感が
母にあるように思えます。
妹は無意識的にそれを感じ取って
この友達親子の関係を作り上げてしまいました。

もちろんDVなんかする親はもっと最悪ですが
過剰に馴れ合う親子関係というのも
かなり異常に感じます。
そういう関係にすることによって
お互いメリットがあるからそうするわけですが
どちらかのメリットがなくなったときに
その関係は崩壊します。

家族思いと動物好きは結構似ていて
どちらもそれだけでいい人のように思われるけど
そんなことはなくて
過剰なのは逆に気をつけなくてはならないものでしょう。

阿佐ヶ谷スパイダース「荒野に立つ」

2011年07月15日 00時38分09秒 | 演劇
前々から気になっていた劇団で、
好きな女優さんが多数出演するのもあって
チケット発売日にきちんと取りました。
会場のシアタートラムは今回2回目で
前回とはステージのつくりが全く違っていて
横幅が抑えられた分、奥行きがあるステージでした。

えぇ~っと、結論からいうと今まで観た舞台の中で
一番捉えどころがないお芝居でした。
これがプレビュー公演のせいかどうかは分かりませんが
おそらくあまり関係ないような。
なので自分が感じたことだけを書きます。

大筋としては、朝緒という女の子が
高校から今までの人生を振り返って
これから先へ進んでいく感じでしょうか。
目玉を探すというあらすじもありますが
何か大事なもののメタファかもしれないんですが
そこらへんはしっかりとは分かりません。
また時間軸とか場所(家の中かと思ったら浜辺になったり)
とかがいきなり変わったりするので
分かりにくいのかなぁ。

とりあえず朝緒が経験したと思われる事柄をまとめました。
・親友の玲音が亡くなった
・佐藤に唆されて、自主映画に出演するが、頓挫する。
・佐藤と付き合うようになるが、二人が関係しているビデオを売られて、
 大学を退学する。
・大型スーパーでレジ打ちのバイトをするが、店長にセクハラをうける
・オイルマッサージ屋で働く。
・高之という男に貢いで、共依存状態になる。

もちろんフィクションなんですけど
案外これと同じような経験をしている人っているんじゃないかな、
実家からお金を借りて、男に渡したら
全額渡してないだろうって暴力振るわれる、って
人間の所業じゃないですよね。

最後まで観終わった後に、朝緒の夢のお話だと思っちゃえば
ある程度、納得できる感はあるんですけどね。
パンフレットを読めばもっと何か分かるかなと思い
終演後、購入しましたが
結局あまり分からずじまいです。
作・演出の長塚さんは物事の本質だとかを大事にしている人だと
思うんですけど
常盤貴子と結婚してしまって
結局はルックスかよ、って当時思ったものです。
人間の理想と現実はそんなものです。

主演の安藤聖さんは最近好きな女優さんで
出演する舞台にはできるだけ足を運んでいます。
テレビドラマでも十分やっていけるように思えるんですが
生の舞台で見れる方がうれしいかなぁ。
あと中村ゆりさんは舞台で観るのははじめてでしたが
テレビで見るより美人に見えました。
もうちょっと出番が多ければいいのにと
少し残念でした。
もう一人注目していて初音さんは
結局最後までどんな役だったのかはっきりしませんでした。

今日は初日でここ数日すると他の人も感想を書くと思うので
それを読めば、あぁそういうことか、
と気づくこともあるかもしれないし
日常のふとした瞬間に腑に落ちることもあるかもしれないし
余韻を引きずるタイプのお話です。

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