憂いの篩'95

同名のブログがありそうなんで、名前の後に'95を付けました(fromサワダスペシャル)

劇場版ドラえもんをどげんかせんといけん

2008年02月16日 | 漫画
F先生が亡くなられた後に作られた劇場版ドラえもんは何故つまらないのかを真剣に考えてみた。

一つ、冒険の要素が薄い。
一つ、未知への恐怖が無い。
一つ、TVアニメ版とのギャップが弱い。

ということで私が今後のドラえもんの為にいくつか案を考えてみた。

「ドラえもん のび太と時空の住人」
ある日、寝坊して学校に遅刻したのび太。急いで学校に向かうも妙な違和感を感じる。学校についてからその違和感が恐怖に変わった。学校に誰もいないのだ。廊下も、教室も、職員室も、グラウンドも、全てもぬけのカラとなっている。
何がなにやら分からず、校舎から出ようとするのび太。その時、ゲタ箱前に設置された公衆電話が鳴り響いた―
信じられない体験から一夜あけ、学校に行くといつもと変わらぬ日常があった。そこでのび太はジャイアン、スネ夫、しずかに昨日の不思議な体験を打ち明ける。話を聞いた一同に顔が見る見る青ざめていく。実はジャイアン達も、場所は違えど同じような体験をした事があるというのだ。
タイムパトロールさえも認知していない謎の存在にのび太達がせまる!
ドラえもん ~のび太と時空の住人~(エコーかかる)
※元ネタは都市伝説の時空のおっさん

「ドラえもん のび太と最果ての宇宙」
宇宙の果てには何があるの?
22世紀の科学を持ってしても解明されていない謎にのび太達、いつものメンバーが迫る!
ドラえもんの道具を使っても宇宙を旅するには限界があると思われたが、のび太が偶然思いついた画期的な方法を用いて、最果ての宇宙へと旅立つ一行。
銀河連邦が統治する領域を遥かに超え、ついに宇宙の果てへとたどり着くのび太達。そこで一行は信じられない物を目にする!
宇宙の果てを越え、ビッグバン以前の宇宙開闢の謎にまで迫る大スペクタルロマン!
ドラえもん ~のび太と最果ての宇宙~(エコーかかる)

「ドラえもん のび太と超大陸パンゲア」
その昔、全ての大陸は一つだった。
その言葉を信じられないのび太はいつもの仲間をつれて、タイムマシンに乗ってパンゲア大陸の時代へと冒険に出かける。
現代と全く違う気候、空気成分、巨大な生き物に翻弄されながら、地球の神秘の歴史を肌で感じるのび太達。
(こっから先は思いつかん)

「ドラえもん のび太と忘却の町」
来たるマラソン大会に向けて奮起するのび太。
のび太はしずかちゃんに格好悪い所は見せられないと、ジョギングを始める。
ある日の夕方、日課となったジョギングをしているのび太。
ジョギングコースでいつも渡る橋にさしかかると、そこに新しい橋が架けられている事に気付く。
いつの間にこんな橋が出来たんだろう、いつも渡る橋の向こうには、いつもと変わらぬ雑木林が風になびいている。
もう一つの新しい橋は隣町へと続いているのだろうか?
橋の向こうには何の変哲もない町並みが続いていて、かすかに夕飯時の香りが漂ってくる。
たまにはいつもと違うコースを走ってみるか、と一瞬思って新しい橋の向こうの町並みに目をやると、ふと妙な違和感を感じた。
何もおかしな所はない。
しかし、どこにでもある普通の町並みに、何やら言い知れぬ恐怖を感じた。
あれは…駄目だ、何故かは分からないけど、この橋を渡ると二度と帰ってこれない気がする。
いつもなら2km先の神社まで走るのだけど、今日はもうやめにしよう。
踵を返し、のび太は一度も振り返る事無くその場を後にした。
それから一週間、何となくジョギングをサボってしまったが、あの時の謎の恐怖を忘れ、何事もなく日常を送っていたのび太。
しかし、ゆっくりと、確実に異変がのび太の日常を蝕みつつあった。
スネ夫が行方不明になったのだ。
もう何日も学校にも来ず家にも帰ってきてないらしい。
行方不明になる直前、スネ夫はのび太と同じくマラソン大会へ向けてジョギングをしていたという。
妙な胸騒ぎを感じたのび太は、ドラえもんにあの妙な町の事を話しはじめる―
日常のすぐ裏にある非日常に足を踏み入れる時…地図から消えた町が、あなたを待っている…
ドラえもん ~のび太と忘却の町~(小声エコー)


どうですか東映さん、こんなん作ってみませんか。
今のしょーもないやつより絶対子供達の記憶に残りますよ。

<追記>2008/04/07タイトルを一部修正しました


最新の画像もっと見る