本日(3月4日),作業所へ行ってプラグを交換した.水温計が 80 ℃を超えるくらいまで暖機して,それからアイドルミクスチュアスクリュを調整した.
今回,締めた状態から2回転半戻したくらいで設定していたが,アクセルをあおるとマフラーから黒い煤が出ていた.この状態でもエンジンは回ってくれていた.アイドリング時,マフラー出口にタオルを張って汚れを見ると,煤で真っ黒になった.
昔は,これほど煤が出てなかったなぁーと思い,過去のメンテナンスノートを読み直すと,アイドルミクスチュア スクリュの戻し量は1回転前後であった.気になってブログの記事を読み直してもそう書いてあった(1),(2),(3),(4),(5),(6).
昔の WEBER のアイドルミクスチュアスクリュのニードル部は,今のように細長いテーパではなく,短いテーパだという事を思い出した.Haynes TECHBOOK “WEBER CARBURETOR MANUAL” で得た情報だった.
...という事で,アイドルミクスチュアスクリュを更に絞っていくと,回転数が上がり,排ガスが綺麗になってきた.マフラー出口にタオルを張っても汚れは微々たるモノだった.以前の状態に戻った様だ.
気持ち,回転も滑らかになった感じがした.
以前の記事で空燃比がちょうど良かったのは,アイドリング時にマフラー出口付近で流れの戻りがあり,それによる影響で計測機が示す空燃比が高目に表示される可能性があることを忘れていた.ということで,以前は燃料が濃い目に設定されていた可能性がある.
排ガスの検査も無事に通過しそうな感じである.
あとは,光軸の調整の仕方を勉強する.自分は一度も調整した事がない....