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アソシエーション

暴走!

2005-02-26 00:50:41 | Weblog
 数日後、場所は同じくProshop OOTAGAWAの店内。
 「南さんに連絡とったよ」と菊地氏
 話の内容はこうだった
 実は、南さんもメバルロッドの製作を考えていたところで
 「やりましょう!」とのことでした。
 簡単に言えばこれだけのことだが、正直なとこ私は心の中で
 「あちゃ~、やってしまった」である。何故ならば私は一介のサラリーマン
 いわゆるホリデーアングラー、試作品を使っての感想?アドバイス??
 そんな大層な事の出来る立場ではない。明らかに暴走である・・・
 しかし、いつも仲間達と「こんなメバルロッドが欲しい!」と言ってたことが
 実現するかもしれない。
 この二つの気持ちが交互にあたまを持ち上げる。
 そんな精神状態のまま、それでも、「こんなロッドで、ここはこうなって」
 などと菊地氏との会話は弾む。で、結局会話の結末は「良いものが出来て欲しいね」
 で落ち着く。
 今現在は、たとえ微力でもいい、少しでも役にたてるのなら。の気持ちである。
 
 ひとつだけ明言しておきます、今回のプロジェクトにおいて
 私と菊地氏、私とHOT'Sさんの間に一切の利害関係はありません。

始まり・・・

2005-02-23 12:27:41 | Weblog
2005年1月某日、
 Proshop OOTAGAWAの菊地氏との会話
  菊地氏は同ショップのオーナーであり、私とお互いの息子同士が
  同級生ということもあり懇意にさせていただいている。

 その日、閉店時間も迫り他のお客さんも居ない店内で中年男が二人、
 止め処もない話をしていたが話題は、最近各メーカーが市場に投入し始めた
 「メバルロッド」に及ぶ。
 大手メーカーも参入してきたメバルゲーム、その市場は全国規模に拡大しつつある中
 未だに、「これ!」といったロッドがリリースされていないのが現状である。
 この意見に共鳴した中年オヤジ二人は益々盛り上がり、やがて暴走し始めるのだが、
 まずは、何故「これ!」ではないのか説明をさせて頂く。
 (この「これ!」というのは、あくまでも私共の私感であり誤解のないようお願いしたい)
 現在、市場に出回っている「メバルロッド」の大勢が感度を犠牲にした「獲るロッド」
 であると感じる。確かに、釣るという行為の大前提として釣れる楽しみがあることは
 間違いない。しかし、釣りのゲーム性を高めていくという考えの下ではどうだろうか?
 「釣った!」と「釣れた!」の違いに拘りたいのは、はたして私と菊地氏だけだろうか?
 私自身、ウエダのPro4を2本所有し、目的により使い分けをしているが
 無意識のうちに求める「釣った!」という感覚(これは釣人の性と信じている)を
 満足させる為に、この「バスロッド」で8年間、メバルを釣り続けている。

 少々前置きが長くなってしまいましたが、そんな話を進めて行くうちに、菊地氏が
 突然、「HOT'Sの南さんに相談してみよう!」 暴走が始まった・・・