と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

今日一日を振り返り

2011年10月17日 21時33分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

・今日から中間テストです。柔道で言えば、普段の稽古で鍛えた知識・技を試すようなものです。

・今日のできはどうでしたか。あまりふるわなかった生徒も、頑張りましょう。今晩が勝負です。もっとも普段からの鍛錬がものをいうのでしょうけれども。良かった生徒は、油断せずますます奮闘されたい。それが学生の義務であります。

・間をぬって、先生方と面接を開始しております。年、3回やることになっております。その2回目。授業のことを中心にいろいろなことをお話させていただいております。その内容については絶対に書けませんが、こうした対話の姿勢が重要であります。

・ですから、在校生諸君は、コミュニケーションというか、対話というものを大事にしていっていただきたいと切に思っているのです。人間関係があるから、学ぶことができるのです。それを唯我独尊。我一人エライというんでは、これはいかがなものか。



・市役所の職員から、哲学者になった小川仁志先生の書籍『市役所の小川さん、哲学者になる 転身力』(海竜社)という本を一昨日読了しました。古本チェーンで105円で売っていたのでした。誰にも買われないでじっとしていたらかわいそうですから、買いました。こういう大型店に行くと、本の方から訴えてきます。・・・・読んで・・・・というような具合です。

・実はジムで読了してしまったのです。家に帰れば、愚生本来の専門分野の読書がありますから、こういうハウツー本は自転車をこぎながらトレーニングできる時に、同時に読み始めるのが一番いい。時間の節約と、むろん体力養成にもなる。一挙両得ということです。

・で、何を言いたいかというと、哲学者小川先生は、働きながら哲学博士になったことを紹介したいからであります。先生は、商社マンから、司法試験目指してのフリーター生活を経て(弁護士にはなれなかった)、市役所の職員と遍歴されている間に、ある大学の大学院の修士課程に32歳で社会人入学を果たして、そのまま5年間で博士を取得してしまったのです。「生涯学習」ではなく「生涯研究」だと言われておりましたが、見事なものであります。

・ブログを拝見したら、高専の准教授をなさってから、現在はアメリカの大学にて、研究生活を送っておられるようであります。

・もっと見事なのが、仕事をきっちりこなされながら、ヘーゲルの研究をなさったことであります。

・原典購読が最も困難なヘーゲルを研究なさったというそのことだけで愚生などは感動してしまいます。どれだけ困難な研究であるか、はかりしれないからであります。

・勉強法も実に参考になります。「図解」をなさって、難解な哲学書にはチャレンジしていったのだそうです。ある意味、マインドマップ法にも通じます。

・また、15分単位で、ぱっぱぱっぱと切り替えて、多様な分野の書物を読まれたそうです。社会人ですから、夜しか勉強できません。昼は会議や、日常業務がある。ですから土・日もずっと図書館にいる。

・研究者というのは、論文書きをするのが最も基本的なスキルですから、それが嫌なら研究者という看板をおろすしかない。そんなことも言われておりました。

・なかなかの人物であります。非常に参考になりました。





・今日はある方のお見舞いに病院に行っておりました。お見舞いが終わってから、エレベーターに乗って降りてこようと思いましたら、なんと懐かしいことに、柔道部で共に稽古をさせていただいた女子の県チャンピオンと一緒になりました。要するに教え子なんですが、すっかりいい母親になっておりました。実になつかしい。なつかしついでに、投げ飛ばされそうになりましたが、そこはそこ。老いたりといえども、まだ反射神経はある。(^0^)/

・まともに生きている方は実にすばらしいものであります。柔道の教え子然り。働きながら哲学の学者になられた小川仁志先生然り。そこには一生懸命何事かに取り組まれた方々の「精神」がある。

・なんでもかんでも人のせいにして、迷惑をかけて、それでもオイラが一番、アンタが二番などとうそぶいているようではいかんということです。唯我独尊の姿勢からは、なにもうまれない。そんなふうに思ってきたからです。


・中間試験、がんばってください。

・また明日!


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