『舵』vs『火狐』

2005-01-28 13:35:39 | IT関係
 世界で最もシェアを持っているブラウザはIEであり、その理由は最初からインストールされているから。というものです。

 しかし、一歩外に踏み出してみると、インターネットの世界には多種多様なブラウザが存在しています。
 中でも、sleipnirとfirefoxはコアユーザーの間では2大ブラウザとして君臨しています(多分)。

 では実際にsleipnirとfirefoxのどちらの方が優れているのでしょうか?

 まずはsleipnirから見てみると、カスタマイズの自由度はかなり高いです。IEにツールバーとして組み込むことの出来るような検索や、セキュリティー関係のカスタマイズのし易さ、プロクシの変更のし易さ、ルーペ・・・
 はっきり言って、現行の追加機能の主要なものは全て網羅されているといえます。なのにそれほど重くない。非常にバランスの良い仕上がりになっています。
 逆にデメリットは、プラグインなどによるカスタマイズがしにくいところと、悪名高いIEコンポーネントだということでしょうか。

 そういう意味ではmozillaを母体とするfirefoxの方が優れています。今、firefoxのプラグインは1000以上と言われており、カスタマイズ度は恐ろしく高いものとなってます。究極体としては自分でプラグインが作れますしね。セキュリティー面でもGeckoエンジンと言う、IEコンポーネントよりもセキュリティー面で優れている(と言われている)を採用しているので、安心です。オープンソースだからなのか、パッチ対応も早いです。
 が、デメリットと言えば逆にオープンソースな為、トロイの木馬的なプラグインなどが心配な点、プラグインを入れれば入れるほど動作が重くなってしまうと言う難点があります。


 結論から言ってどちらの方が良いか、コレを決めるのは難しいと思います。
 そこで一応の指標を考えてみました。

 Linux好きはfirefox。Windows好きはsleipnir。かな。
 ・・・え?BeOS!?
 ・・・知らん。