日々の記録

にちにちのきろく

日明恩♫優しい水

2017-04-21 | 小説を読む
傾向的にはバイオホラー
利己的・自己中心的な人間がたくさん登場する。

怖い。小さな好奇心から生み出されたおそろしい“水”。
“水”は確かに怖いが、本当に怖い存在ははヒト。国内に持ち込んだ研究者が最も利己的。

外来種に対する警鐘も含まれている作品。外来種のポピー。よく目にする。知るほどに気味が悪くなった。
魚や動物も。強靱な繁殖力に圧倒される。
メフィストの日常の謎ーあなたの庭はどんな庭も合わせて読むと、現実感が増す。

以下、引用で
内容(「BOOK」データベースより)
両親の離婚を機に母の故郷へと引っ越してきた中学生の石塚洋は、近所の川で捨てられたと思しき熱帯魚を見つけた。
洋は魚の引き取り所の存在を知り持ち込もうとするものの魚は全滅してしまう。
悲しみにくれる洋だったが、魚を入れていたバケツの水の中に
“白いもやもやしたもの”を見つけ「魚を殺した原因かもしれない」と観察を始めた。
そして喧しい近所の犬、仲良くなれない友達にその水を飲ませることにして…。
少年の好奇心によってもたらされた見えざるモノが日本を揺るがす!
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