夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

肩の荷がひとつ

2009-06-20 08:28:43 | つれづれなるままに
 長いと言う曖昧な言葉以上に、20年間という数量化した時間に置き換えればまたその鬱積した人生ということからもその長さがうかがわれる。17年間もの長い間、無実なのにその冤罪が晴らせずに牢獄で暮らすことはどんな心理的変化をもたらすのだろうか。
 私の人生にもいくつかの呪縛があって、その一つ。昨夜20年間自分でやむを得ず引き受けたとはいえ、「ボランティア会長」という一つの役職に私は引導を渡した。誰も引き受けたがらない役職を20年間、私なりに夢を持ち走った時期もあった。私が移住してきた地域の人々とつながりたかったこと。娘が障害を負って生まれたことを多くの人々に知ってほしかったこと。みんなが暮らしやすい地域を作るために、その中間に立った自由で柔軟な仕事をやってみたかったことが、その理由であった。そしていつかしら、自分の中でもっと自分の自由な活動を展開したいと言う思いが募った。しかし、それはなかなかその役職の中では果たせなかった。
 きょうその役職から離れたことによって、意識の中で肩の荷が下りたという感覚を持っている。呪縛の一つが解けたのだろうか。

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2 コメント

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ご苦労様でした (りんご)
2009-06-20 14:25:34
個々人では時々やっている小さなボランティア。
でもそれに「会長」がつくと途端に苦しく
なりますね。
そこから脱したのはやはり「肩の荷が下りた」
と思うのも無理からぬ事と思います。

本当に20年間もご苦労様でした。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2009-06-20 15:01:57
 コメントありがとうございます。
 同じ人が長く席を温めるのは、あまり好ましいことではありませんね。あまり短いのも効果がわかりませんが、長すぎると弊害ばかりが目立ったり、マンネリ化してきます。こればかりは、なかなか私がやりますといってくれる人は少ないのが問題なのですが・・・。
 これからは一役員として新会長を補佐してゆこうと思っています。
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