夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

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育てる研修

2011-04-07 06:36:36 | 私と福祉とであいの旅
 私が無認可時代からの法人の歩みを、スライドを使いながら新任職員に話している。
今年の春6名の新任者と出会うことになった。皆若々しい職員たちだ。
 17年前の岩木山嶽温泉の老朽化したへき地保育所の春4月。私たちスタッフ3名と、利用者6名、そして70歳を越えるボランティアさんが12名。みなそれぞれ希望を持ってこの地に足を運び始めたのだ。
 開所の日、4月13日。地元の保健婦さんや町民課の皆さん、民生委員さん、保育所の皆さんがお祝いに集まってくれた。みんな楽しそうな、笑顔が広がっている。
 私たちは立派な建物が欲しくて、設立したのではない。私たちはたまたま心身に障碍を負って、この世に生を授かった人たちに出会った。「地域でノーマルに共に暮らす」ことが目標なのだ。「ノーマルな暮らしとは、出かけるという目標があり、出会うという喜びがある生活だ。」そうしてその人達の懸命に命をつなぐその姿に支えるつもりの側が、いつか、自分自身が支えられていることに気付かされる。
 
 「私がこうして元気に一年間ここに通えたのは、ネムちゃんやマミちゃんのおかげです。」そう言って高齢のボランティアさんが、感謝の気もちを涙ながらに娘立ちに注ぎ続けてくれたのだ。
 この建物には豊かさは見えないけれども、そのなかの空気は温かく循環していた。

 そう私が話しをすると、新任者のKさんが鼻をグスグスして涙を流してくれた。
 私たちはお金はなかったが、たくさんの出会いがあった。
 「出会いは宝、出会いは財産」たくさんの人と人の環ができて、そうして次のステップに突き進んできた。
 私たちはこの授かった生命を、さらに輝く命に高められるように心をひとつにしていかなければならない。「花は一人で咲く」でもその花が元気で咲き続けるためには、私たちの手助けが必要になる。私たちはその花の根っこと土を調べなければならない。栄養がきちんと根を伝って花に届けられるように、手助けをしなければならない。誰でも豊かに生きるためには、根っこが大切なのだと結んだ。
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