No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

勝手にラケットが出る!?

2008年10月17日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。
このところ、気持ちの良い天気が続いていますね。

こんな素晴らしい天気の中でテニスができることは最高にハッピーですよね。
特にサラリーマン時代は(5年以上前になりますが)、
テニスがしたくていつもウズウズしていました。

でも今は・・・
昼間から練習できる時間が持てるようになったにも関わらず、
ちょっと思い通りにプレーできないと、気分が盛り下がってきます・・・

何かを得たとしても、また何かが足りないと言って不満になる。
そんな感謝が足りない自分の思考パターンをいつも反省しています。笑

さて本題ですが、先日、道場の練習会に参加された方から、
「日本人の足を速くする」
という本を頂きました。
400メートルハードルの第一人者、為末大選手が書いた本です。

為末選手は、日本人には日本人にあった走り方があると言っています。
ただ黒人選手の真似をして、同じ走り方、同じトレーニングを取り入れても、うまくいかないと。

その理由は骨格が違うからです。
一番大きな違いは骨盤の角度。
黒人選手の骨盤は前傾していて、前への推進力を得やすい構造になっています。
それに対して日本人の骨盤は後傾していて、推進力を得にくいそうです。

そこで為末選手が実行しているのは、

”コケるように走る”

ということ。

身体を前傾していくと、重心がどんどん前に移動して、コケそうになりますよね。
そうすると自然と脚が出る。
この繰り返しで走っていくそうです。

なので、上り坂を走るより、下り坂を走るほうが、
要領がつかめるので、良い練習になるそうです。
おもしろいですよね。

さてこの考え方をテニスのショットにどう活かすかということですが、

”勝手にラケットが出るように身体を動かす”

ということになると思います。

腕だけで、いくらラケットを振ろうとしても、
大したスウィングスピードにならないのですね。

身体全体の重心をどこに持っていくか、
そして腕も肩甲骨、肩、肘をどこに、どのタイミングで持っていくか。
この辺りを工夫してみると、良いショットが打てるようになるかも知れませんね。

それでは楽しい週末をお過ごしください。

<お知らせ>
明日18日(土)16時~18時にストローク練習会を行います。
まだ空きがありますので、興味のある方はご参加ください。
詳細はこちら。↓
http://yanaharatennis.com/practice.html

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