No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

コントロールを手放す

2005年11月02日 | Weblog
昨日もブログに書いた麻雀の世界で20年間無敗の桜井章一さんは
海で泳ぐのが大好きなのだそうですが、
そんなときも、海で遊ぶのではなく、海の中で遊ばせて頂くという感覚なのだそうです。
まるで子供のときに両親や兄弟に遊んでもらっているような感じで、
その中ですごく自分が救われていくと。

きっとテニスコートでも同じなんでしょうね。
コート、ボール、ラケット、対戦相手、パートナーに遊んで頂いてる。
それを何か勘違いして全て自分でコントロールしようしてしまう。
そしてうまくいかないからと腹を立てたり落ち込んだり。
遊んで頂いてる分際で、自分の思うようにコントロールしようとしても、
うまくいくはずないんですね。
まず遊んで頂いてることに感謝し、
自分でコントロールしようとすることをやめて身を委ねることができたとき、
最高のプレーが引き出されるんじゃないかと思います。

それではまた。

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5 コメント

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Unknown (namba)
2005-11-02 22:12:15
この二話は、達人たちの共通した観念がずっしりと心に沁みますね。読んでみよっと。



僕がいま気に入っている

剣聖「上泉伊勢守」が残した手紙(抜粋)からも同じ様な思想が感じられるので紹介します。



人は天の塵ぞ。

塵となりつくして天地に呼吸せよ。

(~剣の天地 BY池波正太郎)



かっこいいな。達人たちは。。

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Unknown (やなはら)
2005-11-03 21:08:01
いいですね。最高にカッコ良いですね。少しでも近づけるようがんばりましょう。
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LETとMAKE ()
2005-11-04 01:24:28
T・ガルウエイ著「インナーゲーム」(テニスメンタル本のさきがけ)の中で、ある禅の大家が大切なことは‘LET’(させる)の3文字だと言った、ということが印象に残っていました。



makeやforceだと我の力が強くて、うまく行かないのは万事に共通しそうです。



ショットでもボールが勝手にふっとんでく、とか、ラケットが勝手に振られる、とかそういう感覚でしょうか?その感覚は少しだけわかるようになりました。
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Unknown (やなはら)
2005-11-04 18:35:09
LET、いいですね。

もっと信頼して任せちゃえば良いんでしょうね。



ラケットが勝手に振られるように体幹部を動かすのがコツです。
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Unknown (namba)
2005-11-06 21:58:12
ガルウエイって達人の世界に近いものがあるかもしれません。

例のフェデラーのインタビュー(幽体離脱)の話をきいてインナーゲームだといった人がいました。

(IZさんです。)
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