No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

肋骨と肩甲骨でラケットを操作する

2010年01月22日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

今僕が連載させて頂いている『スマッシュ』3月号にも書いたのですが、
ラケットを操作するのは腕ではなく身体です。
テークバックでラケットをセットするのも腕ではなく身体、
インパクトに向かってボールを打ちに行くのも腕ではなく身体です。

無意識だと思いますが、多くの一般プレーヤーはこの逆をやっていて、
腕でラケットを引き、腕でボールを打ちにいこうとしてしまっています。
要するに”手打ち”。
そうすると良いボールが飛んでいきませんし、安定もしません。
そして身体への負担が大きく、ケガをしやすくなってしまいます。

詳しくは、『スマッシュ』を読んで頂きたいのですが、
腕ではなく身体で打つことが大切なんですね。

今回お伝えしたいのは、この上級編のような話なのですが、
最近また僕の中で新しい感覚が芽生えつつあります。
それは、

”肋骨と肩甲骨が連動してラケットが操作される”

という感覚。
この感覚があると、腕から先を脱力することができ、
ムチのようにしなる動きを自然と引き起こすことができます。

逆に言うと、この感覚がないと腕の力でラケットを支え、
コントロールをしなければならなくなるので、
どうしても腕を脱力させることが難しくなってしまいます。
仮に腕を脱力させることができたとしても、
うまく力を伝えることができなかったり、
コントロールが不能になったりしてしまいます。

それではどんな肋骨と肩甲骨の感覚かと言うことですが、
言葉だけで説明するのは若干無理があります・・・
ですが、ちょっとだけがんばって説明してみると、
まず肋骨の数本ある骨の間が少し広がる感覚があります。
肋骨全体としては少し上に引き上げられる感覚。
このとき、お腹は少し凹みます。
こうすると、頭のてっぺんから吊られている感じになり、
身体全体に軸がスゥッと通る感覚になります。
この状態になると肩甲骨が自由に動かすことができ、良いボールが打てます。

と、こんな感じなのですが、わかりづらいですよね。
申し訳ないです。
ですが、肋骨や肩甲骨が動くような動作が理想なんだなぁと
知っておいてもらえるだけで、
ある日急に感覚としてわかってもらえるかもしれませんので、
頭の片隅にでも置いておいてもらえると良いかもしれません。

上達研究会(http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
の来月分の動画では、この話を入れてみたいと思っていますので、
楽しみにしていてくださいね。
文章よりは、だいぶ分かりやすいと思います。

もちろん僕自身もやっと芽生えてきた感覚なので、
本当の自分の感覚として使えるように精進していきたいと思っています。

それでは楽しい週末をお過ごしくださいね。
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