No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

チャンスボールを冷静に決める方法

2009年09月03日 | メンタル・心・考え方
先週末は八王子のほうで行われた草トーナメントに出場してきました。
残念ながら結果はミックス、男ダブもベスト8。(本戦一回戦負け)
内容も悪く不完全燃焼でしたが、負けると改善すべき点を思い知らされて、
とても良い勉強になりますね。

男ダブはスマッシュやハイボレーをパートナーと合わせて12本ぐらいミスをしてしまいました。
単純計算では、24ポイント取れば1セット取れるわけですから、
半分ぐらいのポイントをチャンスボールのミスで落としていることになります。
ナイターで、且つ雨の振りしきる中だったので、
多少の難しさはありましたが、原因はやはり、”心の焦り”にあったと思います。

チャンスボールって、焦るんですよね。

「もう少しでポイントが取れる!」

というところで、不必要な力が入ってしまいます。
身体は固まり、重心は上がり、浮き足だった状態になります。
この状態では、正確に打てるはずがないんですよね。

こういった現象になる人に対して僕がレッスンで良くアドバイスするのは、

「もう一本続きがあるつもりで打つ」

ということです。
チャンスボールであっても、一本で絶対に決めようとすると、
余計な力が入ってしまいます。
そして身体や動きの流れも止まってしまいます。

プレーが続いていくつもりで、普通の一本のスマッシュやハイボレーとして打つと、
余計な力みも入りませんし、流れも止まりません。
そうすると冷静に打つことができ、結果として決めることができるのです。
チャンスボールを、”絶対に決めなければならない特別なもの”にした瞬間、
とても難しいショットに変わってしまうのですね。

こう言っている僕自身ですが、前回の試合では見事に忘れてしまっていました。(苦笑)
ロブがあがってくる度に、

「次こそは決めなければ!」

みたいな感じで、力んで打ってしまいました。反省です。

でも良かった点としては、ミスしても攻撃的に打ち続けたこと。
しっかりスマッシュが打てるタイミングなのに、
弱気に入れにいったり、ハイボレーでつないだりするのが一番ダメなことだと思います。

みなさんも是非参考にしてみてくださいね。

<お知らせ>
今週末9月6日(日)18時からリターン練習会を行います。
まだ空きがありますので、希望される方はご連絡ください。
http://yanaharatennis.com/practice.html