No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

楽しい目標設定の方法

2009年06月17日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

先週末は白子フェスティバルという大会に出場してきました。
草トーナメントの中ではかなりレベルが高く、
且つ観客も多くて盛り上がるので、毎年楽しみにしている大会です。

結果はベスト4。
これまではベスト8が最高でしたし、
去年優勝している第1シードのペアや他の強いペアにも勝つことができたので、
自分の中では上出来の結果でした。

準決勝で負けた相手は、現役の全日本選手権出場選手で、
打つボールのレベルが明らかに違いました。
ボールが速いだけでなく、スピンが激しくかかって変化してくるので、
返球するのがとても難しかったです。
慣れないレベルのボールが飛んでくると、
身体がビックリしてしまってダメですね。
普段からもっとレベルの高いボールを受ける必要性を感じました。

今大会で比較的良いプレーができた要因の一つに目標設定の仕方がありました。
みなさんは、普段しっかり目標を立てるタイプでしょうか?
それとも立てないタイプでしょうか?

目標を立てるタイプの人が多いと思いますが、
僕自身はあまり目標を立てることが好きではありません。
なぜなら、目標を立てると、達成できなかったときにガッカリするし、
目標を達成することのみが大切になってしまって、
一瞬一瞬を楽しめなくなるからです。

でも今回はある本の影響で新しい目標設定の仕方を試してみました。
その方法とは、3種類の目標を立てるというものです。

目標Aは、達成できれば最高のもの。
目標Bは、それなりにがんばれば、達成できそうなもの。
目標Cは、意識さえすれば、ほぼ達成できそうなもの。

難易度を3つにわけて設定するわけです。

ちなみに僕の場合、今回は↓のように立てていました。

A:優勝すること
B:今練習しているフォアハンドストロークを何本か打てること
C:どんな状況になってもプレーを楽しむこと

こうすると、例えAやBを達成できなくても、
少なくともCは達成できるわけで、
自分自身に対してガッカリせずにすみます。

そのお陰で、

「どうして自分はこんなにダメなんだろう」

というような自分に対する否定的な感情を持たずにプレーすることができました。

Aのような目標しか持っていないと、優勝する以外はガッカリしてしまうことになります。
これはとても大変ですし、あまりハッピーではありませんよね・・・

それがイヤで、目標を持たない、
もしくはCのような簡単な目標だけを持つようにしていたこともあります。
それはそれで良かったのですが、自分の本当の欲求を見ないようにしているようで、
若干の物足りなさを感じることがありました。

目標をレベル別に分ければ良かったんですね。
もし良かったら、みなさんも試してみてくださいね。

<お知らせ>
今月は以下のテーマで練習会を行います。
まだ空きがありますので、興味のある方は是非ご参加くださいね。

①6月21日(日)16時~18時 「相手の手元でグングン伸びるボールを打つ(ストローク編)」
②6月28日(日)16時~18時 「スマッシュを一発で決める練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html