No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

全力を出し切る練習をする

2008年07月16日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。
最近夜早めに寝て、朝早く起きるという生活にシフトしつつあります。
夜型の生活より、朝型の生活のほうが、なんか気持ち良い気がします。
身体が喜んでいるような。
これも年齢のせいでしょうか(笑)

さて今日のテーマは、”全力を出し切る練習をする”です。
普段このメルマガでも、”力を抜く”という話をたくさんしていますが、
脱力だけをやっていても、すごいボールを打てるようにはならないのですね。

大事なのは、アクセルとブレーキの関係です。
今まで言ってきたように、力んでしまうと身体動作にブレーキがかかるので、
ショットの威力が落ちてしまいますが、
アクセルを全く踏まないと、これまた大きな出力ができないわけです。

数字にしてみると分かりやすいと思います。

①アクセルが100でブレーキが50の場合、出力は50
②アクセルが70でブレーキが10の場合、出力は60

当然、②ほうが楽に良いボールが打てるということになります。
しかし下(↓)のケースはどうでしょうか?

③アクセルが40でブレーキが0の場合、出力は40

いくら脱力をしてブレーキを外しても出力は40にしかならないのですね。

遠くにボールを投げてみたり、
遠くにボールを打ってみたり、
全力で走ってみたり、
このような練習をしてみると、”全力を出す”という感覚が蘇ってきます。
”脱力”ばかりにこだわってしまうと、アクセルを踏むという感覚が、
身体から消えていってしまうのですね。

考えてみれば子供の頃は誰でもやっていますよね。
辺りを全力で駆け巡り、
ドッジボールなどで思いっきりボールを投げたり、
池に向かって石を投げたり・・・
子供に戻ってみると、忘れていた身体感覚が蘇ってくるように思います。

いきなりやり過ぎるとケガしたりするかも知れませんので、
まずは軽くやってみてくださいね。

それではまた。

<お知らせ>
満席だった今週末日曜日10時からのストローク練習会ですが、
ケガで参加できなくなった方がいるので、
追加で一人参加可能になりました。
簡単な道具を使って、力を伝える感覚を身につける練習をします。
詳細はこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/practice.html