No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

こんにゃく打法~楽天イーグルス山崎武司選手~

2008年05月20日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

昨日の夜テレビのニュースを見ていると、
野球の山崎武司選手がインタビューでおもしろい話をしていました。
山崎選手と言えば、昨年はホームランと打点の2分野でトップでしたよね。
そして今年は今のところ打率トップ。
その好調の理由のひとつに、”こんにゃく打法”というのがあるそうです。

この名前は自分で命名したそうですが、
一般的に理想とされる打ち方は、”しっかり構え、しっかりスウィングする”のに対し、
こんにゃく打法では、”ダラダラと構え、ユラユラしながらそのままスウィングしていく”そうです。

「止まっているものを動かすためには大きな力がいりますよね。
例えば100メートルを走るときに、
ヨーイドンでスタートする場合と、
助走をつけてきて、そのままスタートする場合と
どちらが有利かという話です。」

というような感じでご本人が説明していました。

テニスでも実は同じなんです。
しっかり止まって、しっかりスウィングするという教え方が一般的ですが、
実は止まらず流れの中で打つほうが効率的で簡単なんですね。

それからもうひとつ好調の理由は、精神的な側面にあるそうです。
山崎選手は一度所属していた球団から戦力外通告を受け、
要するにクビになり、楽天に拾われた選手です。

「僕はもう怖いものが何もないんです。
一度戦力外通告を受けてますから。
一生懸命やって、それでもダメなら、ユニフォームを脱ごうと思ってます。」

このように言っていました。

怖れがない人が一番強いんですよね。
腹が据わっているので、浮き足立つことがありませんし、
いつも自然体でいることができます。

我々も自分自身に戦力外通告を出すと、能力が開花するかもしれませんね。笑
(半分冗談ですが、半分本気です。)

それではまた次号をお楽しみに。

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