No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

コート上で自由に表現するために~錦織選手~

2008年03月15日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

先日は錦織選手がATPツアーで初優勝をしたときの
ブレークとの試合が放送されましたね。
第1セット、第2セットはお互いにミスが多く、
残念ながら期待していたほどの内容ではありませんでしたが、
ファイナルセットでノリノリになったときの錦織選手は本当にスゴかったです!

特にスゴイのはフォアのジャックナイフ。
あそこまでジャンプして打つ選手は今まで見たことがありません。
カッコ良いです!
普通のコーチなら絶対に注意するような打ち方ですが、
彼にとっては、それが一番打ちやすいのでしょうね。

”コート上で自由に表現する”

これが理想ですよね。
何の恐れも囚われ(とらわれ)もなく、
楽しく自由にコートを駆け回る。

それを実現するために必要なことは、
大きくわけて二つあると思います。

①心理的な恐れを無くす
②思考を手放して身体に任せる

①はわかりやすいですよね。
テニスに限らず、”恐れ”を感じている中では、
とても自由に表現することはできません。

しかしその”恐れ”を作っているのは、
周りの状況ではなく、実は自分自身なんです。
恐れを作ってしまっている自分の考え方を気づくことができると、
心が晴れやかに、そして自由になります。

この辺りの話は、今までもメルマガやブログでたくさん書いてきたので、
是非参考にしてみてくださいね。
また、改めて体系立てて書いてみようと思っていますので、
是非楽しみにしていてください。

②の”思考を手放して身体に任せる”ということについては、
まだまだ理解されていないのではないかと思います。

頭で指令を出して、身体を操作していては、
自由にプレーできないんですね。

「グリップはこう握って」
「このタイミングで踏み込んで」
「インパクトのラケット面はこの角度で」
「フォロースルーはここに持ってきて」

このように意識するポイントが増えれば増えるほど、
身体は萎縮し、自由度が下がります。

もちろん頭で考えないと言っても、
短期間で上達するためには、ある程度の指針は必要だと思います。
良い指針があれば、細かい点は意識しなくても勝手にうまくいくものなんです。

DVD教材では、身体に任せるための方法を
わかりやすくまとめてありますので、
もし良かったら参考にしてみてくださいね。
http://yanaharatennis.com/tips.html
※サンプル動画も見れます。

それでは楽しい週末をお過ごしくださいね。